平成25年度南大阪市民活動支援センター交流会
Key Word は 
現状+地縁組織とのつながるためにしている取り組み

平成26年1月27日(月)
於 堺総合福祉会館
参加の市(50音順)
泉大津市(2回)
大阪狭山市(7回)
貝塚市(
初回
河内長野市(6回
堺市
(7回)
富田林市(6

羽曳野市(5

阪南市
(2回)
松原市
(4回)

Welcome Speach 
堺市市市民生活部市民協働課
今日は堺市の方へ南大阪支援センター交流会にお越しいただきありがとうございます。この交流会としては、今回で6回目(As 7th )とのことで参加の自治体も9市になりました。 参加者の皆さんも支援センター、NPO、社会福祉協議会、それに行政の方など益々発展しているのではないかと思います。今日は貴重な機会ですので、皆さん交流していただき情報交換などして、支援センターの活性化に資していただけたらと思います。  

さて、従来から言われていますように、地域課題が沢山あるのですが、それの解決のために、市民活動団体が独自で活動されたり、あるいは私ども行政と協働を通じて解決に取り組んでいただくことが全国的においても、南大阪においても、様々に取り組まれて、こういったことが仕組みとしても定着しているところであります。

それから仕組みの方でも、以前は新しい公共というところで活動がされてきましたが、今は政権も代わり、共助社会づくり推進という、少し言葉は変わりましたが基本的には、そういう多様な時代にさまざまな解決をしていく仕組みが引き続き考えられています。 その中で市民活動支援センターという、多様な活動のNPO法人を担う方を支援するという組織の重要性が益々高まっています。 

私ども堺市の方も、堺市民活動活性化基本方針があり、これに基き私どもの施策を行ってきましたが、これができて10年以上経ち、内容的には時代に合わぬことも出来てきましたので、この度これの見直しをしようと今準備を進めているところです。 

その中には、市民活動支援センターの今後のあり方を含めて来年度を中心に、堺市としても検討していきたいと思うところです。 

今日は長時間にわたる交流会となると思いますが、IHOの川北さんにもお越しいただいており、貴重なお話も伺えるのではないかと思います。グループ活動の交流などもしていただいて、皆様方の市民活動支援センターの益々のご活発を祈念しご挨拶とします。

Part I o各市の近況(各市2分)


 発言市  各市 2分間紹介

大阪狭山市
白井氏
この基本データーのとおり私ども4名できている。私どもは、官設民営の形で大阪狭山アクティブエイジングと云う民間の団体が支援センターを請け負って、3期9年目になっており、この4月から更に3年間支援センターを引き継ぐ形となっている。 当センターは360日正月以外は朝の9時~夜の10時まで総数18名のメンバーで開館しており、いろいろなことをしている中でも、一つは270ほどの団体を収録した」しみんのちから」を隔年ごとに更新してきたが今年は初めてCD版で発刊した。、各市さま宛に10枚を用意してきたのでお持ち帰りください。 今は、活動している団体ほど高齢化問題が顕著になってきている。 支援センタ-自身も高齢化問題を抱えている。 これを如何様に解決していくか、人、もの、金のなかで、人をいかに活動支援に結びつけるかに腐心しているところでもある。

富田林市
白井氏
富田林では、市内6ヶ所にステーションを設けている。 身近に相談場所が欲しいというので6ヶ所の地域ネットワーク計画を設け更に4ヶ所、計市内10箇所で、この活動をやっている。 23年10月から、民間の業者がお持ちの事務所で、支援センター業務を行ってきたが、今回は、別の団体「NPO法人きんきうえぶ」にこれまで以上の支援センター運営をしてもらっている。 本市の特徴としては、石川を境として、東西に新旧地区分かれるところもあり、それぞれに、地縁団体等の意識の違いあり、その融合が一つの課題ともなっている。

河内長野市
西村氏

河内長野の支援センターの特徴は、資料でも説明しているとおり、富田林さんからのご指摘にもあったように、ほぼ12万市民に新旧があり、7割りの新興地区と、旧村の自治会組織との関係から、大きな特徴として、支援センターの利用も、地車会のような地域型の自治会団体の利用もあり、利用者が広がっている。 今後テーマ型の活動団体と、自主防災などを軸に地縁型と、どうやっていっくかが今後の課題かなと思っている。


羽曳野市
石橋氏
私共は、24年度4月から、羽曳野市立「緑と市民の協働ふれあいプラザ(通称エコプラザはにふ)を運営している。建物は、市民活動の場として利用してもらっているが、実態としては、まだボランティア養成講座程度で、場所はあるもののなんとか運営をはじめた形である。

組織も運営も直営で市が行っているが、実際の運営は、「市民活動はびきのネットワーク」と相談しながら、活動を徐々にパワーアップしていきたいと思っている。少しずつではあるが、社会福祉協議会とも活動の補完と繋がりを拡げる試みもある。

皆さんに配布したように、羽曳野の活動団体が寄り集まって、羽曳野市民活動交遊会が中心となってこの3月に市民活動フェスタ2014のイベント実施を予定している。 そのような形だが、世界遺産登録の活動もあり、そのなかで古墳をテーマにした取り組みもしている。

阪南市 
釣船氏

6万弱の小さな町だが、2年少し前に活動支援運営委員会ができ私ともで運営してきた。昨年の11月からNPO設立に向き事務局も職員一名を専任しやっと歩き出したかの感である。皆様に配布した「夢ぷらざ便り」は、6号として新刊である。

5年前から阪南まちづくり井戸端会議の開催を行政から任され、毎月一回、今年からゲストを迎えるテーマ方式法に切り替えて運動している。 

また4年目に入ったボランティア市民活動l交流サロンもあるが、社会福祉協議会の人達及びNPOと年二回の交流する形で、今回も8団体がミニ活動紹介をした。 困った課題とは、地域活動も大事であり、自治会との交流を考えているが、いろいろ障害があり、この2月に10自治会に声かけして交流会をする予定になっている。 そこを発端として、新たな展開を考えたいと願っている。
 
和泉大津市
近藤氏

配布資料21ページに、悲しいほど真っ白なデーターだが、現在市民活動支援センターを考える懇話会を、昨年10月から開催しており、平成26年12月開設予定として、計8回ほどで、どういう形にしていくかを市民委員さん、団体や社会福祉協議会、商工会議所、自治会連合会の会長さんといろいろな精査し検討中である。12月には、河内長野市と堺市から勉強させていただいているところである。

これから頑張ってセンターを立ち上げ、場所は特定されてはいないが、小さいスペースながら駅前でやっていこうと考えている。  困った課題については、これからだが、センターの担い手をどのようにしていくかが一番の問題である。
貝塚市
朝日氏

「子育て支援NPOえーる」として4年目になる。その子育て支援のなかでまちづくりをスローガンに掲げているが、子どもだけが輝けるまちより、誰もが輝けるまちになろうと気づくようになり、それならまちづくり支援を掲げようと、定款を変更して今年度から、まちづくり兼子育て支援を目標とした。

その中でもまちづくり支援は、本日参加の担当課の都市政策部交流推進課からも協力して一緒にやろうと言ってくださり、年二回市民活動研修会を受けている。 

NPO同士が繋がるだけでなく、全体を通して課題を共有し、それぞれのところで頑張るビジョンを持ってやっているのだが、なかなかその繋がりや共有の大事さが伝わらないのが課題になっている。
 
松原市
野中氏

松原市から委託をうけて、松原市市民活動サポートサロンを行っている。 今年度は社会福祉協議会との協働で、市民活動月間を始めて実施した。 そのなかで登録団体の方でサポサロンとの繋がりがあるボランティアができたらいいなと考えている。現在は100団体の登録があるが、新しい団体の登録もしてもらえたらと願っているので、今日の交流会で、いろいろな市の方とお話させていただき、わたし共も覚えていただければと思う。
 
堺市
湯川氏
資料は30ページ。 堺市の強みは今年度から同フローアに行政の市民活動サポートセンターと、サインの堺市民活動コーナーを併設した。 ボランティア団体や地域、それにNPO団体が一緒にやっていけるのが強みと思っている。

課題としては、NPO組織との連携や、それ以外のところをお互いいかに出会わせたらいいかなの試行錯誤をしていることろである。

来年度以降は、市民協働課が言ったように、市民活動活性化基本方針の見直しも進むようなので、その辺りで同じフローアの強みを方針の見直しに、どう生かしていけるかをキチンと話合っていけたらと思っている。

Part II
13:35~16:30

IIHOE 人と組織と地球のための国際研究所代表 川北秀人氏による講演
及び
関連するグループワーク


川北氏音声講演



グループワークは、
受けた課題・相談ごと と その解決のヒント
8グループのショップを
参加者全員が良否のコメントを巡航貼付
(状況記事省略)

次回の担当ホスト市未定