平成19年度南大阪市民活動支援センター交流会

参加の市(50音順)
大阪狭山市
河内長野市
堺市
富田林市

羽曳野市

平成19年7月13日(金)
冒頭、進行担当の富田林市市民公益活動支援センター運営委員の田淵さんから、羽曳野市参加につき、交流会の名称を「南大阪市民活動支援センター交流会」と改称したい旨の提案があり異議なしで了承。
13:30 5citiesa.jpg Welcome Address 幹事市富田林市からのあいさつ
富田林市人権文化部次長兼ふれあい交流課課長 玉宅さん
13:35 各市支援センターの活動紹介 河内長野市→大阪狭山市→羽曳野市→堺市→富田林市  
各市5分 各市それぞれ多数の資料を配布 5citiesh.jpg当市を代表して事務局長がスライド投影による「その後の当市の活動」を紹介「しみんのちから」や「まちづくり大学」の展開、さらに社会福祉協議会傘下のボランティアグループの間接支援、IT媒体による情報の共有化の現状を説明。 
14:00 設定テーマについて各市からの発表 1.新たな公共サービスの創造
2.地域、まちづくりの担い手を育てる
3.分権社会を創る
大阪狭山市   5citiesd.jpg







楠さん
1.小さな行政を目指す当市としては、新たな公共サービスとは、市民が作ってゆくもの→従って担い手を作ることが必要でその責務は支援センターと位置づけ。

2.新たなサービスの担い手⇒地域の担い手を育成するのはセンターの基本であり、横に連なる団体間の連携がインターネットによる情報発信やまちづくり大学となっている。

3.地方分権⇒市がつくるものでなく国の方向性と考える⇒ひいては、生涯学習の展開となり、そこで学んだものを地域団体の中で活かすべく誘導するのが根本姿勢。分権社会を創るというより、
域を分権社会に対応できるように変えてゆくことで分権社会へ円滑に移行・・・と考える。
河内長野市 5citiesb.jpg

  緒方さん

1.多様化・高度化する市民ニーズへの対応がそれ。
市民個人の努力や行政だけでは対応が困難な時代→従って今後多様な担い手による協働を通して、新たな公共サービスの創造を行い、これからの課題に対応してゆく必要が生じている。


2.まちづくりの市民意識の高まりがそれ。
今後「協働によるまちづくり」を進めていくためには、地域、まちづくりの担い手がさらに活動を活発に行えるような取り組みが必要。
3.地方分権の流れにより、行政には地域特性を活かした施策を展開し、市民と一緒にまちづくりに取り
組んでいく、新しい形の行政運営。
羽曳野市 5citiesf.jpg







   立石さん
1.各種団体が自己分野やボランティアの領域を超えて連携活動すること。地域貢献事業は新たな公共サービスの創造など「まちづくり」活動へと展開するべき。

2. 何をすべきか、できるか、今できることの三つのテーマから、市民と行政が共通認識するためのワークショップや話し合により参画する市民や行政職員自らがまちづくりの担い手となることが目
的。
3.地方分権社会の漸進は、新たな公共サービスの創造とまちづくりの担い手を育てることを目的とし、これらが眼に見える事業とするために、羽曳野市では、新たに仮称はびきの市民活動センターの設立を目指している。 私見だが、支援活動の活動とは何ぞや?との疑念が残る
堺市 5citiese.jpg







  湯川さん
市としては、支援センターの活動を通じて何を実現し、どのような課題をもっているかについては次の見解とする。 つまり、市民活動コーナーでは、市民活動関連情報提供、活動相談、市民活動支援情報紙及びメールマガジンの発行、交流会の開催などにより、市民活動の支援を行っている。 この後のあり方については、市民活動団体の多様なニーズなども踏まえながら、協働の視点から検討して進めてゆく予定である。
支援センターとしての見解は、行政側との距離がかなりあるのは事実だが、月例の会合等を開いてその距離の短縮化に努めている。
堺市民活動コーナーの受託団体としてセインがプロポーザルコンペにより、二度目の業務受託を引き受けた。今回は事業受託金の増額もあり(ブログのため金額省略)活動が楽になった。 全事業時間常時2名配置。現在の職員数10名。 堺探検隊~市民活動と仲間たち~の堺市の市民活動団体やNPOのハンドブックを作成した。 センターの年間利用は3800人に及ぶ。 堺市セカンドステージ応援団として、なかもず駅まえに
「SS広場なかもず」を開設した。(この項5分間活動紹介と共通)
富田林市 5citiesc.jpg









  前川さん
1.団体活動の種類とスタイルが問題。 地縁型、支援型、提言型、サークル型に分け、市民公益活動とは何か?を話し合った。活動の種類・スタイルが異なる団体との交流がお互いに刺激になることを実感。
2.すべての人が参加し、身近な地域社会の課題を地域住民が自分の問題と捉え、その解決に向けて努力することで、その人らしく暮らせる魅力あるまちを創ることができる。

3.Flat(ふらっと)なテーブルにつくことにより、分権社会を作ることに資することができるだろう。

行政と市民の間の信頼関係の構築に必要なことは情報公開と率
直な態度であると考えている
14:50 グループに分かれてワークショップ 5citiesg.jpg 
4テーブル各グループ代表の
ワークショップ成果の発表


Group 1
協働の場づくりが私たちの仕事
担い手は一人一人皆が担い手
まちづくり大学のような育成事業の必要を認識

Group 2
大阪府・市行政・社協などの連携が必要
支援体制が行政と共有できない現況も・・
情報の共有・団体同士のネットワークの必要性

Group 3
センター運営上の悩み事

Group 4
センター運営をうまく協働するために、信頼・対等・お互いの立場・それぞれの違いを認識し、行政の持つ豊富な情報の共有化の推進で団体ネットワークの強化を。

15:40 質疑応答      16:00閉会
次回担当幹事市 ⇒ 河内長野市
              時期未定