市民公益活動促進補助金

25年度事業報告会・26年度申請発表会
プレゼンテーション
市民活動支援センターにて実施

今回の申請には

チャレンジ部門 0 団体
自立促進部門 6 団体
計6団体の応募がありました。

4月13日(日)に市役所南館2F講堂にて
各申請団体の公開Presentation後、
大阪狭山市市民公益活動促進委員会「協働事業評価部会」により、
総合評価を行いました。


チャレンジ部門(限度額10万円)と
自立促進部門(限度額50万円)

二本立て補助金制度です。


支援センターが申請のお手伝いをしました。


プログラム

9:00 開場 集合
9:15
9:20
開会  あいさつ 
審査員紹介 オリエンテーション

9:30~10:30
発表 I
平成25年度事業報告  ( 4事業)
10:30~10:35 休憩(5分間)
10:35~12:35
発表Ⅱ   
平成26年度申請自立促進部門(6事業)
12:35~12:45
審査講評
12:45 閉会
開会あいさつ
市民協働・生涯学習推進グループ
 古頃 課長
  おはようございます。
  市民協働・生涯学習推進グループ課長の古頃です。
  どうぞよろしくお願いいたします。
  市民公益活動促進補助金は、公募制の補助金制度
 として、平成16年度に創設したもので、この補助金の
 財源の一部は、市民公益活動促進基金を活用しています。この基金は、
 マッチングギフト方式を採用しており、市民の皆さまなどから寄せられた寄
 付金と同額を、市も積み立てています。
  市民公益活動補助金制度は、平成20年度から市民公益活動の立ち上げ
 を支援するため、新規事業に対する支援を強化する「チャレンジ部門」を新  設し、また、団体が補助金に依存しないで自立的に事業を展開していくため、自立を促すための「自立促進部門」も設置しました。
  この補助金制度を受けることができるのは、チャレンジ部門と自立促進部 門を通算して5年までという制度になっています。
  また、補助金の対象経費として申請しているものにつきましても、費用対
 効果が期待できないものなど、総合的な判断に基づき、申請対象経費の一 部もしくは全額を対象外とすることがあるため、申請いただいた額から減額 されることがあります。

  今年度は自立促進部門6団体から申請がございました。
  皆さまには、補助金申請において、書類づくりや手続きなど、何かとご面  倒をお掛けしたとは思いますが、プレゼンテーションを始め、こうした書類作 りなどの経験を通じて、公益活用の意義や寄付金へのご厚意に対する理解
 を深めていただきたいと思います。また、他の補助金申請や委託申請への ノウハウ作りをしていただいたり、自分たちの活動を多くの市民にアピール
 できる機会にもなっていますので、今日は皆さまにとりまして、是非に実り多 い一日にしていただきたいと願っています。

  最後になりましたが、本日の公開プレゼンテーションの運営など、市民公  益活動促進補助金制度全般にわたり、ご支援ご協力いただいております市 民活動支援センタースタッフの皆さま、また、審査を担当していただきます
 「市民公益活動促進委員会 協働事業評価部会」の皆さまに心から感謝と
 お礼を申しあげ、簡単ではございますが、ご挨拶とさせていただきます。
 
  ※古頃課長の写真をクリックするとUSTREAM配信の動画あいさつ
   をご覧になれます。

                          

プレゼンテーション参加者数

団体参加者 促進委員 市役所事務局 支援センター 合計
31名 10 10 55


26年度補助金 報告・申請発表団体(10団体)

団体名 平成25年度事業報告のみ
発表 I 4団体
傾聴さやま




事業名:市民公開講座の開催テーマ「コミニュケーショ ン (寄り添って聴く)でつながりを育てる」

1.総事業費        90,000円
  補助金申請額     40,000円
2.交付決定額      40,000 円
3.事業目的 ・内容
 家庭や地域での幅広いコミュニケーションの場で温かい心のつながりができること、またより良い人間関係、豊かなつながりを広め、安全安心な社会づくりに貢献するため、参加者に傾聴の効用を理解してもらい、技法を体験してもらう◎市民参加型の公開講座を行う
4.
平成25年度の課題・問題点
 ・メンバーないで「傾聴」のスキルを平準化できるよう努める。
 (人材の確保とメンバーの研修会)
 ・若者の人材確保と傾聴への理解を深める活動を行なう

要約筆記通訳グループ
どんぐり



事業名コミニュケーション手段、
          要約筆記通訳の普及事業


1.総事業費       66,400 円  
  補助金申請額    44,000 円
2. 交付決定額     44,000 円 
3.
事業内容・目的
 高齢化による難聴や中途失聴、聴覚障がい者の学習意欲や地域での交流など社会参加意欲を筆記通訳することで支援する。
 公共のイベントで実施することにより、筆記通訳活動を知ってもらい、理解協力者を増やし、活動を広げていく。

4.平成25年度の課題・問題点
 ・機器が古くなってきたので、何とかしたいが対象外とのことで2  6年度の申請を断念した。
 ・さらに活動の場を確保し、市民への啓発活動を深めたい
大阪狭山アレルギーー・
アトピーサークル
「Smile・Smile」 




事業名親育ち・子育て企画
1.総事業費      484,260  円  
  補助金申請額   121,000 円
2.交付決定額    121,000  円
3.事業目的 ・内容

 アレルギーがあってもなくても楽しく豊かに生活していける環境を実現するため、講演会などを実施する。
 ・防災・救急講習会・スキンケア講習会・救急救命講習会
 ・正しい治療や情報を得るための研究会参加・あそび歌コンサート
 ・アレルギー対応の調理実習
4.平成25年度の課題・問題点 
 正しいアレルギーの知識・情報および情報の発信・啓発には学会・研修会・勉強会は欠かせませんが、一般家庭の私たちでは交通費、参加費の負担が大きく参加者が限られる。



大阪狭山キジムナーの会









 
 事業名 「 さやまっぷ~わくわくどきどきの
           おおさかさやま~」 
1.総事業費      506,250 円  
  補助金申請額   253,000  円
2.交付決定額    253,000
3.事業目的 ・内容
  2009年公益促進補助金でさやま未来プランナーを立ち上げ、「未来を担う自分作り10年計画」の座談会を主催し、わかもの目線のまちづくりに関する4つの提言をさせていただいた。「大阪狭山市民が世代を超えて情報を共有し合える場所が必要」という提言が未だ行動を起こせていない状況である。そのことを踏まえ、昨年から大阪狭山市をくまなく歩き、情報を収集している。しかし、情報収集やネットでのコンテンツの管理運営など学ばなければならないことが多い。そこで、地域に住み想いを共有できる方から学び、安心安全な情報と大阪狭山市の人を中心とした情報を多くの市民に提供する。
4.
平成25年度の課題・問題点
 ・スケジュールに関して・・・・取材先決定に時間がかかり  すぎた等
 ・予算の使い方がうまくいかなかった
 ・できなかったことへの今後の展望・・・さやまっぷ2号  の制作 ・サヤマップのWEB化

団体名   平成26年度申請事業
6団体(内6団体H25報告)
発表Ⅱ   自立促進部門(6団体)
 若駒会




事業名子どもの健全育成を図る将棋の普及事業 」

1.総事業費      385,000  円  
  補助金申請額   145,000  円
2.交付決定額    145,000 
3.事業目的 ・内容
①子どもの健全育成を図る伝統文化将棋の普及

②将棋を通して「礼儀作法」「思いやり」「考える力」を身につけ、「忍耐力」「集中力」「行動力」「判断力」「責任感」「思慮深さ」「決断力」の育成
③「真剣勝負の場」「正面から人と向き合う場」「自分の内面と向き合う場」の提供④保護者・地域の連携を深め、子どもの健全育成を促進し、安心して暮らせる街づくり、未来づくりの一端を担う⑤親子の関わりを深め、共に成長する一端を担う


4.
平成25年度の課題・問題点
 
・技術のスキルアップだけでなく、青少年の健全育成にも努めていることをもっとPRしたい。
 ・将棋の未経験者も含め広く呼びかけるようなPRに努めたい。
三津屋川を美しくする会





事業名三津屋川の美化・愛護事業 」

1.総事業費      553,800 円  
  補助金申請額   272,000 円
2.交付決定額    272,000 円
3.事業目的 ・内容
 三津屋川を美しくし、自然を取り返すことで、地域住民のやすらぎの場となることを目指す。現状は、生活ゴミの流入や不法投棄ゴミが年間を通じて絶えない。また、川原に丈高の外来種ケナフが夏季に繁茂し、水面を覆い、これが立ち枯れる秋季・冬季は河川景観が著しく損なわれる。これを改善するには、河原の植生をコントロールする必要がある。また、同時に河川愛護活動を広め、ゴミ投棄を抑制できれば、川は美しくなり、下流狭山池へのゴミ流入も減量化し、環境ならびに水質の保全に寄与する。 
4.
平成25年度の課題・問題点 
 さまざまな取り組みをしてきたが、いぜんとして厳しい状況にある。
24年度の取り組みを継続し、次の効果を期待したい。
・三津屋川の環境向上  ・地域の景観向上
・住民の環境意識の啓発 ・狭山池のゴミ減量と水質保全 さらに後継者、事業協力者の拡大にも努めたい。
 


あったかファミリー運動
あったかファミリースクール
街角in大阪狭山




事業名 「教育再生を願って
1.総事業費      617,600 円
  補助金申請額   300,000 円
2.交付決定額    300,000  円

3.事業目的 ・内容
 現代のデジタル社会、競争社会、核家族化といった背景の中、保護者の方からもどのように子どもと向き合っていいのかわからないという声を聞くようになり、子どもたちの道徳心や豊かな心、人間性が育まれることが難しくなっており、様々な問題を抱える子ども達が増えています。そのような現状の中、この事業の内容である豊かな心を育むことを目的とした身体表現など子ども達や保護者のかたに体験していただいたり地域のみなさんで子育てや教育などについて語り合い考えることによって、未来を担う子供たちが心豊かに生きていける循環教育の促進を目的としています

4.
平成25年度の課題・問題点
 指摘された下記事項について、反省を加え実行する。

 ・事業に一貫性を持たせるよう努める。
 ・事業の方向性を一元化するように努める。
 ・事業の目的と整合性をもって実施するべき努力する。

 
大阪狭山小学校英語
活動支援の会



事業名「ふれあいの里」英語デイキャンプ

1.総事業費      322,200 円  
  補助金申請額   100,000 円
2.
交付決定額    100,000 円
3.事業目的 ・内容

 子どものときに、外国人と英語を話しいろいろな活動の機会をもつことは、英語という言語にたいして、興味を持ち、意欲を持って学習する一助となると考える。宿泊しての行事は、楽しいものだが、マイナス面もあり、午前9:30~16:00までのデイキャンプを通じて、生活場面で英語を使うことに楽しさを知ることで、同じ目的を達成できろと考えた。さらに、キャンプ生活の活動の中から、自然保護の大切さを学ばせる。
◎英語での自己紹介・ゲームで英語に親しむ
◎外国人の参加により国際的なコミュニケションづくりに努める
◎オンタリオ市からの派遣学生にキャンプに参加依頼

4.平成25年度の課題・問題点
 ・広くボランテイアを募る(人材確保)
 ・市内の全小学校区からの児童が集まるよう工夫する。
 ・ふれあいの里は、地理的に市内の端にあり、参加しにくいので
  開催場所の検討も必要。

 ・参加児童が減少傾向にあり、内容にも工夫を加えたい
あまの街道と陶器山の
自然を守る会 





事業名あまの街道と陶器山の里山保全及び あまの街道と陶器山の自然の紹介

1.総事業費       318,200 円  
  補助金申請額    150,000 円
2.交付決定額     150,000 円
3. 事業目的 ・内容

 ・狭山に残された貴重な陶器山の自然を守り、次世代に継承するた  め里山保全に取り組む。
 ・狭山池とともに歴史的に非常に貴重なあまの街道および陶器山の
  自然や歴史を広く知らしめ大阪狭山市の魅力を多くの人に知ってもらう
 ◎環境保全(街道筋、森林域の下草刈、倒木・立ち枯れ木始末、枝打ち、間伐、ゴミ拾い)◎広報(ホームページ運営、掲示板運営、陶器山新聞


4.平成25年度の課題・問題点
 ・他の類似分野の団体との連携、協力の在り方を考える。
 ・情報発信を行い、市民参加の拡大に努めたい。
 ・市民参加により得られるメリット等の情報発信を積極  的に行い公益性を高める努力をする。
  

NPO法人青少年文武育成会






事業名伝統文化交流祭

1.総事業費     654,600 円  
  補助金申請額  300,000 円
2.交付決定額    300,000 円
3.事業目的 ・内容
 ①「伝統文化交流祭」を通じて、新たな地域コミュニテイの創造や文化と歴史・伝統の振興をめざし、市民とこころひとつになり地域の青少年の活性化・健全育成を目指す。
 ②日本の文化が世界中の耳目を集めるなか、昨年来の武道の公開 ・体験コーナーに加えた、今回 和太鼓の表演・体験コーナー、きものによる舞踊表演・体験コーナーなども追加して、より多くの市民の方々が見学され、会場での伝統文化の体験コーナーなど、日本の世界に誇れる文化について一層の理解を深めていただく場とする。
 ③武道・和太鼓・日本舞踊などは、日本の伝統文化であり、それぞれ異なるもののように見えますが,その中に流れる「心持ち」「気持ち」「精神」は日本人が育んでできた相通じる文化です。「伝統文化交流祭」を通じて、日本の文化とその良さをより広く市民の方々や青少年に知っていただきたい。


4.平成25年度事業の課題・問題点
 ・参加団体も昨年より増え充実した内容となったが 、まだまだ多くの観覧者や体験コーナー参加者を集める必要がある。
 ・大阪狭山市のみでは、人口的に限られているので、観覧者を集客するための他の市町村での広報・宣伝も今後の課題。
 ・予算の効果的な運用に努めたい。
協働事業評価部会長 審査講評







審査講評
市民公益活動促進委員会
三谷促進評価部会長
 



※評価部会長の写真を
クリックするとUSTREAMの
動画配信が見られます。
当日の会場の雰囲気など
ご鑑賞ください。

 
 皆さん、本日は、朝早くから長時間にわたりお疲れさまでした。
 やはり回数を重ねると力がついてくるのか、本日のプレゼンはとても良く継続は力なりというのが実感です。
 昨年委員会からの通知と共にコメントをつけ加えてお知らせしましたが、そのコメントを十分事業の中に取り入れて、本日ご報告があり本当に素晴らしかったと思います。

 今年度は、自立促進部門が6団体、チャレンジ部門はありませんでしたが、昨年私たちはこの補助金をたくさんの方々に普及したいとの意をもち受付の応募期間なども伸ばしました。

 昨年はたくさんの団体に申請していただき、補助金の額より申請額が多かったので、残念ながら対象外となった団体も出てしまいました。
 そのことで資料もつくらなければならないし、ドキドキしながらのプレゼンもしなければいけないのに、結果として対象外となってもいいとの団体がおられたら、それはとても残念なことだなと感じています。
  
 今年は補助金の金額も20万円増額していますので、身近な方で申請を断念された方にも教えていただけたらと思います。
 
 とは言えこの補助金は、市民の皆さんの大切な税金や善意による寄付金で成り立っていますので、この書類の煩わしさとか、時間がかかることは当然私たちもしっかり審査させていただき、行政の方に決定していただかないとならないと思っています。

 益々これからも皆さまの活動が大きくなっていくことを願っています。



大阪狭山市市民活動支援センター