ラジオのちから・・・コミュニティFMの可能性

阪神淡路大震災直後は、NTTの電話回線も、携帯電話も不通状態となりました。その時以来、電波を媒体とする通信メディアの有効性が大きく取り上げられています。

ボランティア活動や市民公益活動などの日常活動などの情報受発信は、HPやブログ、それにメルマガ等のITメディアが有用ですが、それに加え、最近ひそやかに浸透しているのが、電波を使ったコミュニティFMの世界です。

現在全国に、このようなコミュニティ FM は235局、近畿に35局、大阪に1局、南大阪では、既に1局がFM電波による情報発信を試みています。

日常のボランティア活動、高齢者や高齢者向けまたは、独居老人向けの為の放送、など小地域ならではの、情報の発信だけでなく、100年に一度あるかないかの災害時にも、特に有効であるとの全国市町村アンケートにもみられます。

将来の地域を担う、若い学生世代が、ボランティア意識を高め、自主的にこの様な電波活動へ参加すれば、ラジオのちからが大きく増幅されます。

幸いにも、当市では、SAYAKAホールの中階に建設当時から無線局のDJ室が備えられており、この場所をコミュニティFMとして有効併用できる可能性も含んでいます。

   
    お断り:現在は大阪狭山アマチュア無線クラブ(しみんのちから登録36)の専用ブースです)。

5年〜10年の長期スパンで、このコミュニティFMへの取り組みが期待されるところです。  放送技術経験者、若い世代の人達の好奇心などを広く集約して、ボランティアとしてのコミュニティFMへの道筋をVICが模索します。