様々な活動に取り組む大阪狭山市ボランティアセンターの仲間たちと、おいしいお茶でも飲みながら楽しく交流する催しが開かれ
21団体から35名のボランティアが参加し、時間いっぱい団体の活動紹介や意見交換が行なわれました。(取材:平成29年3月24日)

参加団体(順不同)

                   つくしの会、メンズボランディア狭山(MVS)、手話サークルさやま、さやまおりがみ倶楽部、環境学習支援倶楽部さやま
                   ジュニアボランティアツボミ、傾聴さやま、NPO団体グローバル・スクール、プルトップ部会、サロン部会、きつつき
                   会食会調理ボランティアすみれ、さやまおはなしの会、要約筆記通訳グループどんぐり、自助具の工房さやま、レッツパペット
                   大阪狭山桜太鼓、手話コーラス同好会つばさ、ベル・バタフライ、市民活動支援センター、民生委員・児童委員


社会福祉協議会からの開会あいさつ

プログラム
① アイスブレイク ~レクレーションで仲良くなりましょう~

       
「ベルバタフライ」の大久保さんからは絵本の読み聞かせ。
メンバーが「自分の長所」を書き出し、グループ内で発表・共有 
  さやまおはなしの会」の佐藤さんからは
絵本の読み聞かせと軽い体操で身体をほぐします
 

 活動発表とおしゃべり

   
    ジュニアボランティアツボミ

春と夏に行なった「ボランティアジュニアスクール」の様子が発表された。
ジュニアスクールは、「未来の大阪狭山市を担う子どもたちにボランティアや福祉の心を学んで欲しい」との思いで、市内で活動するボランティアが講師となり、子どもたちがボランティア体験を行うなかで、支え会いや思いやりの心を育む機会としています。
       つくしの会(調理ボランティア)

「さつき荘の老人会食会」の調理や他の福祉施設の行事協力なども行なっている。
調理ボランティアは、ただ調理するだけでなく、どうしたら喜んでもらえるか、笑顔にできるか、食べる相手の気持ちを考えた調理をすること、そして一緒に食べてお話ししたり、楽しい雰間気も提供することが大切な役割ですと発表されました。

        参加者の様子

「おしゃべり」タイムは各活動発表の後に設定されており、参加者は6つのグループに分かれ、用意されたテーマによりメンバーが書き出した意見を台紙に貼り付け、「おしゃべり」(グループディスカッション)を行なった。
(下の写真は台紙に貼り付けたメンバーの意見)
 
     
 
        プルトップ部会

アルミ缶・ スチール缶についているプルトッ プを集めて車いすを贈る活動を続けている。
この事業は北海道江別市野幌商店街の青年部が社会貢献として行なっているもので、「プルトップ部会」で収集・仕分け、袋詰めをしたプルトップは佐川急便の協力により輸送されている。車イス1台700キログラムのプルトップが必要。「プルトップ部会」では現在までに24台を市内の自治会などへ寄贈した。
 
             サロン部会

公民館の展示ホールで、喫茶コーナーや手作りコーナーを設け、自助具の展示も行なっている。
市民の居場所づくりにと開設されており、気軽に立ち寄って交流を深めてほしいとのこと。
         取材を終えて

今回のイベントは「活動発表」と、たくさんのボランティアの方たちが共通の事柄について話し合うという企画で、日頃感じていることが出せたのではないかと思う。

ボランティアメンバーの高齢化と後継者不足による団体の解散も増えてきており、今回のメインテーマ「広げようボランティアの輪」が切実に感じられた。