ボランティア活動紹介・・・こんなボランティア活動も



供与PCのフォロー取材

声の広報、声の議会だよりから市の情報を、
またリスナーからのリクエストによる小説等も
テープとCDで録音図書を作成し音訳サービスを提供している



たんぽぽの朗読活動
取材先 大阪狭山市朗読ボランティアグループ「たんぽぽ」
 平成26年4月17日 

                                まずはお聞きください。 大阪狭山市 声の広報をクリック。
                                       声の広報 ←クリック

・・・どんな活動をしているのか・・・

視覚障がいの方々に、録音テープやCDを媒体とする情報を提供しています。

毎月1度の「声のたより」を発行・・・五大新聞やミニコミ誌の中から記事を選び、4人一組のグループで、60分テープとCDを作成してリスナーに届けます。

今では、その活動範囲も広がって、歴史にゆかりのある記事、万葉集を読み解く、エッセイ、健康に関する記事、料理メモ、詩、図書館ホームページからの新刊本のお知らせ案内などなど・・・多彩な情報を音声で提供しています。

たんぽぽの設立は、今から29年前、公民館の朗読ボランティア養成講座を修了した受講生の有志が、1985年1月に立ち上げたグループで、現在メンバーは20数名が参加活動しているボランティアグループです。

行政サイドからの要請で、毎月1回の広報を音声訳者と校正者が2名一組で、CDを作成します。

また、声の議会だよりは、年4回音声化してCDに収めます。 




日頃の活動場所は、社会福祉協議会さつき荘のボランティアセンターの小さな一室が録音室となっており、もう少し広い場所があればとの希望もあります。

設備の問題では録音室は、一応防音施設がしてあり、一人で録音するのには身動きができないことはありません。 しかし、何人かでパソコンの説明を受けたりする時は狭さを感じます。

   


 蔵書のテープやCDの保管場所は本当に狭く、工夫に工夫を重ねるのも一苦労です。

機器類は社協より借りている鍵付きのロッカーに収納し活動しています。
全員がデイジー録音や
編集ができるわけではありませんが
会員一人一台のパソコンがあれば
活動の輪がもっと広がると
この度市民活動支援センターの
パソコンお困り相談コーナーから
2台のPC支援を受けました。

今年度5月号から声の広報、声の議会だよりをCDでお届けすることになり、デイジー勉強会では、大いに活用しています。

今日は、社会福祉協議会さつき荘のスポーツ室で第18回のたんぽぽ朗読会を開催。(プログラムの第1部は省略)

第二部では、
★みんなで歌いましょう「雨のち晴ㇾルヤ」
★少説の周辺より
  雑煮のこと
  のど自慢風景
★朝日新聞「風」⇒テイラー文庫が繋ぐ心
★小説  父
の発表をし、日頃はお会いすることのないリスナーさんとの交流もたのしみました。
PC無償供与先団体を取材しての印象

20数名の会員が自宅で事前予習可能となるように、一人一台のパソコンが欲しいとの声に、再生リユースのパソコンを提供し、これが有効に活用されていることが、この朗読会でよく理解でき、陰ながらの支援につながったことを認識した。

29年の長きにわたって、視覚障がいの方がたへの声のボランティアを続けているこのグループに敬意を表したい。

                                   取材 by Uj & Ya
第2回宮城県向けの災害ボランティア活動模様等についての