ボランティア活動紹介・・・こんなボランティア活動も



恒例のハートケアーフェスタ

でも、
今年はいつもと少し違うかな・・
平成26年2月22日 於 SAYAKAホール


高齢になっても慣れた地域で住み続けるまちへ・・・

「高齢になっても住み慣れた地域で住み続けられるまちへ」をテーマにした介護・福祉展「ハートケアフェスタ」がSAYAKAホール・コンベンションホールで開催された。 

多くのボランティア団体が支える毎年恒例の催しで、もちろん入場無料。 福祉用具・自助具の展示や、最新高齢者向け配食メニューの試食などの展示が主だが、その展示内容について最近数年間少しづつの変化があることに気づく。


従前のハートケア・フェスタは、その名目どおり、福祉用具の展示・体験・相談、高齢者向け給食の試食
高齢者の疑似体験、脳のトレーニング学習体験、ポップコーン・風船プレゼントなどが盛りだくさんであり、その上、車いすの体験試乗が、来場の子どもたちにも一番人気のブースであった。

今や車いすを押すボランティアの高齢化で、その場所は、業者によるデモンストレーション用展示に変化しつつある印象。
 




屋外展示には試乗用の電動いすが
Senior Car(シニア・カー)として、
スタンバイしているのも時代(次代)の特質。
 


片やこちらは、恒例の福祉自助具のブース。
社会福祉協議会、ボランティアグループ連絡会所属の「自助具の工房」が、障がい者の身になって作られた作品の展示。

まさに文字通り、自助具とは、指のはまる輪つきのスプーンなど、いろいろな福祉ヒント満載の作品が並べられている。、
こちらのコーナー
本がみづらいのは老眼だけではなさそう。
そんなヒントを特集した本のコーナーも活躍。
中でも、聴覚障がい者用の
本や広報物をテープやCDに吹き込む
朗読ボランティア用のデイジーの
専門図書も紹介されている。 
 
ボランティアスキル体験取材の印象
 

今回のハートケアーフェスタでは、医師会による医療講演や、東日本大震災に際し、避難所生活を送った「石巻小学校避難所」のDocumentary映画も上映されたが、そのときに、活躍したのが、手話通訳や、OHPを使った文字要約筆記のボランティアが舞台袖で大活躍。

市内の多くのボランティア団体が、その持てるそれぞれのボランティア技能(スキル)を結集して、このハートケアーフェスタを支えていた事実を看過することはできないだろう。

机の上で学ぶボランティア養成講座もその第一歩ながら、実際のボランティ現場のスキルがいかに大切かを実感する現場でもあった。
                          取材by Ue
第2回宮城県向けの災害ボランティア活動模様等についての