ボランティア活動紹介・・・こんなボランティア活動も



災害時ボランティアとも連動する

救急応急手当の一般市民向け講習会
平成26年2月10日
大阪狭山市ボランティアグループ連絡会主催

あなたならどうする?
緊急時における身近な応急手当のヒント
                
広報さやま2月号を通じて一般市民にも呼びかけ 、ボランティアグループ連絡会が開催した「災害時を含む応急手当」の講習会に、35名もの参加者があり、緊急時の応急手当への高い関心が示されました。
                 

ニュータウン消防署3Fでの講習の最中にも、「半田一丁目で交通事故」の館内放送の直後、サイレン音けたたましく救急出動があったり、現場臨場感のなかでの講習でした。 

消防署によると大阪狭山市での救急出動は、年間約2500回。一日平均7〜8回もの回数にのぼるとのことです。

ボランティア活動団体の企画による応急手当の講習が、平常時においても、また災害などの非常時においても必ずや役立ちそうです。


本日の講習内容は
●大出血がある場合の止血法、
●骨折、
●火傷のときの対応
●三角布法
●搬送の方法
の中でも特に三角巾法の実習が中心です。
三角布の使用目的は、
止血、痛みの場所の被覆、骨折固定。
その為には、
先ずは三角巾の折り方から・・・・

次いでしっかり結べる本結びの講習。




結び方を覚えたら、
@前腕部の圧迫包帯
Aひじ部
B手掌部
C足部
 Dひじ固定三角布
E頭部の被覆
F肩部の被覆
などと二人一組になっての研修です。


最後のコースは、動けない人を、衣類や毛布を使って応急担架づくりの実習。
災害時などで救急出動が難しいときには、
応急手当としてヒントになるな・・・との一般参加市民の方が頷いていたのが印象的でした

ボランティアスキル体験取材の印象

           本日の参加者35名。

三角布の頭部被覆の実習では、アリババと35人の盗賊の頭(布)だあ・・・と笑いあう和やかさも。
        
大阪狭山市ボランティアグループ連絡会の、各グループ本来のボランティア活動に加え、一般市民向けの災害時応急手当の講習企画は、消防職員による2時間たっぷりの実技も、あっと言う間に終了です。


ボランティア講習にも、このように外に飛び出し、日頃のボランティアスキルを学ぶ機会作出こそ、本来のボランティア養成講座かなとの実感を覚える2時間でした。
第2回宮城県向けの災害ボランティア活動模様等についての