市内にもあるある・・・第三の居場所シリーズ



 
  わたしたちの第三の居場所活動報告 第1回


長年の恐竜への趣味をボランティア活動に実らせた
私たちの居場所・・・
狭山池博物館ボランティア「恐竜のハナシ」実行委員会

しみんのちからICT版189号でもご紹介の夏休み講座「きょうりゅうのハナシ」。 

そのきっかけは、遠く20年前の恐竜への気づきが今実を結ぶ・・・恐竜が面白い夏休み講座・・・

20年間趣味として恐竜に対する自己研鑚を積み上げた数々の情報を、子どもたちに伝えたい・・・と、立ち上げたのが狭山池博物館ボランティア事務局内、「
恐竜のハナシ実行委員会」。

長年の趣味をボランティア・スキルとして、恐竜の最新情報を子どもたちに伝える5回シリーズのユニークな手造り夏休みボランティア講座です。

これこそ、趣味を活かし、子どもたちへの講座提供という
第三の居場所かもしれません。。         



         
夏休み講座・・・きょうりゅうのハナシ
 取材 平成25年7月31日(水)

Drafted by M.U.




狭山池博物館ボランティア「恐竜のハナシ実行委員会では、7月31日、8月7日、8月21日、9月7日、9月29日計5回の講座シリーズを、小学一年生以上を対象に、大阪府狭山池博物館ホールで開催しています。

まちづくり大第9期を受講中でもあるTさんを中心に、5人のメンバーが2か月間の事前準備を経ての夏休み講座です。



この恐竜講座主催のメイン講師となったのは、20年前から恐竜に目覚めたTさん。 

長年にわたり積み上げた恐竜情報をもとに、ナショナルジオグラフィックなどの科学サイエンス誌から得た最新恐情報を、ボランティアスキルとして活かそうと企画したものです。
     
 
    
     
今回の5回シリーズの応援に、
5名の高校生ボランティアも自主参加。

「おばさん、おじさん」だけでなく
若い力を活かす視点が新鮮で、
一生懸命に小学生をサポートしています。 
 
     


募集定員20名に対し、大幅に超える参加児童に、狭山池博物館の利用活性化の活動としても、一石を投じた講座企画です。 

まちづくり大学受講生の皆さんも、6カ月の受講後の第三の居場所づくりのヒントとして、この新し取組は評価に値する試みです。




恐竜のハナシを学んだ子どもたちが、第4回の9月7日(土)には、長居公園の大阪市立自然博物館にある実際の恐竜骨格展示を見学に行きます。 
 
ここでも大切なのは、やはり
スキルド(Skilled)ボランティア・・・

今、子育てを終えた世代や、定年退職後の生き方で、自分たちの活動の場をどこに求めるかが、人生の第三の居場所づくりと言われています。 

どこが自分たちの第三の居場所かは、それぞれの経験のなかでこそ「気づく」くヒントがありそうです。ボランティアスキルとしても、その「気づき」が大切です。