見えない支援・・・支援センターではこんなこともしています。




活動団体紹介
どんなにご利用いただいているのか・・・
5台のリユースのノートパソコン無償供与先の団体


大狭山市市民活動支援センターでは、毎第4月曜日にPCお困り相談コーナーを開催しています。

その他の活動として、相談コーナーを通じ「パソコンが欲し」とする市内活動団体向けに、整備されたリユースのノートパソコンの無償供与も行い、本年3月30日には、第3回無償供与として、5台のノートパソコンを整備し、申込み先着順に次の団体へ引き渡しました。 

      @
若者自立支援センーター のびのび
     
A きつつき
      B 大阪狭山美術協会
      C 要約筆記グループ どんぐり
      D 大阪狭山文武育成会

過去を含めると無償供与のパソコンは、既に12団体にご利用いただいていますが、今回から、どのような団体が、これらのパソコンをどんな場面で活用しておられるかの取材にお訪ねすることにし、それぞれの活動状況をこのページを通じ発信します。


 
 第1回 無償供与ノートPC利用報告
         
若もの自立センターのびのび
ひきこもりの人たちが
安心して参加できる「
居場所
取材 平成25年5月22日(水


「若もの自立支援センターのびのび」には、第1回の無償供与と今回第3回目を合わせて2台のノートパソコンが活躍しています。


その2台のPCの活用状況は概ね次の2点です。

@引きこもりがちの若もの世代に、実社会と接点を習得させる目的で、インターネットを利用した物品オークションの実践の流れから、自信と実用性を学ぶ
メディア学習


A 二つ目のPC利用は、同じく15歳〜39歳までのひきこもり若者に、職業的自立に向けてのパソコン利用による「ひきこもり支援相談士」の実践講習を行っています。 各種レポート作成などの一連の作業を通じ、社会人職場への対人コミュニケーション力を引き出す為のレポート学習がそれ。

取材当日も、河内長野から参加したTさんが、慣れぬ手つきでマウスを移動させ、インターネット検索などの実習をしていました。
         
          ★見えてきました・・・・この団体が抱える課題。


パソコンが結ぶ縁で、このパソコン利用状況のフォロー取材を通じて、種々のお話を聞いているうちに、この団体が抱える別角度の課題点が浮上してきました。

2台のリユースノートパソコンが、ひきこもり若ものの居場所の延長で、学童・児童・若者・青年たちの成長の支援に役立っていることは理解しましたが、さらに、この団体が最近新設した厚生労働省認可事業(若者サポートステーション)の1つ一つである「NPO法人こども・若者支援ネットワークおおさか」の金剛事務所として「サポステ金剛」の開設に伴い、下記のような新たな支援をもとめていることです。

     @ 大阪狭山市内に、このサポートステーションの存在を広く周知させ利用に資したい。
     A ひきこもりの若もの自立へ、貸農園による農作業の実習を行いたいが、農作業を
       指導してくれる農作業指導のボランティアが欲しい。
     B 若もの自立への近道は、パソコン技能の習得。 しかし、2台のパソコンでは不足。
        パソコン操作を指導し、パソコンのIT機器完備の学習の場を設定したい。

などです。 解決策へのヒントがあれば支援センターまでお寄せください。

若もの自立支援センターのびのびでは、
既に社会人として活躍中の卒業生もおり、
同窓会的な会合も時折行っているとか・・・
 
写真は意図的にアウトフォーカスにしています。
ここでも大切なのは、やはり
スキルド(Skilled)ボランティア・・・

パソコンを通じた市内活動団体との訪問接触で、浮かび上がった課題にも、ボランティアや活動には、それ相応のボランティア・スキルが必要であることを、ここでも強く印象づけれました。