ボランティア活動紹介・・・こんなボランティア活動も


 
自然体験プログラムが育む若いボランティアの芽・・

ネイチャーゲームで次世代リーダーの育成を・・
平成24年6月9日〜10日
シェアリング・ネイチャーの会

                 
市立公民館と狭山副池において、2日間コースで展開されたネイチャー・ゲームリーダー養成講座では、町中の公園や、学校の校庭でも疑似自然体験により、自然の不思議な仕組みを学び、自然と人間が一体であることへの気づきを涵養し、豊かな自然の持つさまざまな表情を楽しむことのできる若いリーダーの養成を目的としたプログラムです。
          
この養成講座に、狭山副池の絶好の自然立地を利用し、当日11名の若者が応募、ネイチャーリーダーの資格を目指し挑戦しました。 この養成講座も、多くボランティアがその活動を支えています。

                                      

ボランティア養成にかけては、市内第一人者のさん・・・・次世代ボランティア育成は重点施策と、市民活動支援センターの企画会議で支援同意も得て、今回は11名の受講者を迎えての活動開始。

支援の5人のボランティア・サポーターをふくめて全員に、本日の注意事項を徹底です(背広後姿の人)


どこに何がいるかな・・・・

まず最初の体験は、さまざまな人工擬態を使って
自然にはこんなものがいるよ・・・・と
自然へのアプローチから。



自然の中での疑似生物を探す体験です。
自然を肌で感じる体験も・・・・
自然を感じるには、
視覚に頼らず、
聴覚、嗅覚、触覚、味覚による
さまざまな事象をインスピレーションとしてとらえる
訓練が大切。

ガイドのボランティアも慎重に指導。
狭山池の副池は、都会にありながら、
自然が残る絶好の環境です。
     あなたは誰?

★大きさはどのくらい?
★どんな色?
★足は何本?
★どんなときに見えるの?

私は燕(ツバメ)・・・・

背中のカードを他の人に見せずに質問してもらいどんな自然動物かあてるクイズも・・・
ここでも大切なのは、やはり
スキルド(Skilled)ボランティア・・・
このネイチャーゲームは、今から約30年前に、米国のナチュラリスト Jhosef Cornel氏により発表されたゲーム形式の自然体験プログラム。 自然の不思議や、仕組みを学び、自然と自分が一体であることに気づくことを目的としています。 現在140種類余のがあり、自然に関する知識の有無や年齢に関係なく愉しみながら自然を学べます。

これも一つのボランティアスキル。 ボランティア養成とは、机の上で学ぶものでなく、自然と一体となった野外活動にこそ意義ある学習となることを教えてくれます。
しかしボランティア養成の活動家さんの悩みは、いままで市内で参加してくれた若いリーダー研修資格者が、その生活の拠点を求めて市外に流出してしまうこと・・・それだけに、活動メンバーを継続して育てる必要があるということです。

ここでも、ボランティアに必要なのは、活動を推進する熟達した知識がその大切な根幹であることを実感します。