ボランティア活動紹介・・・こんなボランティア活動も


 
今年も出ています・・・西除川のヒメボタル・

ヒメボタルの保護、育成、調査で狭山の自然環境を・・
今年も実施・・・ホタルの観測
平成24年5月20日〜6月10日
狭山ヒメボタルを守る会

                 
大阪狭山市を流れる西除川・・・私たち狭山ヒメボタルを守る会は、そこで生息する貴重なヒメボタルの保護活動のボランティアをしています。 

                                      


ヒメボタルは大阪府の准絶滅危惧種に指定されている貴重なホタル。 その棲息地が大阪狭山市内にあるのです。

国道310号線沿いのxxxx・xxxxx・xxxxxの裏手にある西除川の渓流がその場所。

今から7年前の平成17年にヒメボタルを守る会が発足。 ヒメボタルの保存活動が始まりました。




ヒメボタルの保存エリアは通常鎖錠されていますが、今年も5月20日〜6月10日まで、ホタルの観測会が実施されています。



都会にホタルが生息するのは本当に貴重な自然環境があってこそ・・・鑑賞会の時期には、毎日ヒメボタルを守る会の会員が交代で、来場者の車や自然環境を守る啓発資料などを、交代で配布支援しています。

この鑑賞期間中でも、ヒメボタルが飛び交うのは、まだ日に20匹〜60匹前後と言われており、これからも更に保護活動が必要です。

暗闇のなかでホタルの撮影は、勿論フラッシュ禁止。 解放露光の撮影でも、これが精一杯の撮影結果です。(写真提供:守る会)
世界のホタルは2000種あまり。日本国内では46種です。 その中でも成虫が光を出す種類は5種類です。

一般的なヘイケボタル、ゲンジボタルに比べても、ヒメボタルがいかに小さい光を出す生き物であるか・・・比較してみると、大切な昆虫であることがよくわかります。
 
ここでも大切なのは、やはり
スキルド(Skilled)ボランティア・・・

各地のヒメボタル保護団体との情報交流、小中学校を対象とした自然保護講座の開催、それに今回活動紹介のホタル鑑賞会の実施など、ヒメボタルの生態を熟知したボランティア会員がこの守る会を支えています。
ここでも、ボランティアに必要なのは、活動を推進する熟達した知識がその大切な根幹であることを実感します。