ボランティア活動紹介・・・こんなボランティア活動も



今年も出動した学生ボランティア「力」
ホンダテクニカルカレッジ関西の学生

大阪狭山市社会福祉協議会の車椅子修理・調整 
狭山池博物館の水水庭清掃と屋上のススキ刈り
三津屋川の清掃活動

平成23年11月10日〜13日(全3回)

このページで紹介を始めてから3回目
学生ボランティアの力を再び見た・・・

毎年恒例となった11月初旬の茱萸木にあるホンダテクニカルカレッジ関西の学生による市内各施設でのボランティア活動が今年も三日間の予定で行われました。

    ★11月10日
       大阪狭山市社会福祉協議会の
        破損車いすの修理・調整・施設車両点検清掃
    ★11月11日
       狭山池博物館の水庭の苔清拭と屋上のススキ伐採
    ★11月12日
       三津屋川の清掃作業


  三日間ボランティア活動の1日目のスケジュールは、午前9:30分作業開始。

社協の車椅子の点検補修のボランティアです。

社会福祉協議会スポーツ室前で先ずは約50台の車椅子を集めて総点検。  
社協のスポーツ室で点検作業を行うのは、約50名の学生さんたち。

ほこりまみれの中古車椅子も運び出し、床に並べて作業場所を確保し点検開始です。 卒業後いつかは車社会での活躍を夢見る学生達の機敏な腕が、ボランティアとして、今躍動します。
 
  さすがバイクや車の修理が専門の学生達の技術目は鋭く、ブレーキ、フットレスト、タイヤの空気圧など、補修箇所を素早く点検。  
社協のスポーツ室だけでは、場所が足りず、ロビーの広間も利用。 かくしてあっと言う間に午前中で整備完了。本日点検50台のなかで、使用不能として選別された5台の車椅子も、見事に修理され、いつでも実用可能な修復の実をあげました。    
 
第2日目は、博物館の水庭の清掃と、屋上のススキ刈を予定。
しかし時計の針が示すように、午前10時過ぎでもかなりの降雨のため
急遽博物館講堂に集合して、
博物館植田学芸員による狭山池の歴史的背景が代講となりました。
  三日目は、三津屋川の清掃。
白いつなぎのユニフォームが遠目でも、学生たちの機敏な動きを示します。

川全体に生い茂った雑草が綺麗に刈り取られ、 土手幅が急に広がったような美観をとり戻しました。
学生たちのボランティア力を形に表すとすれば、 集められた雑草や、ごみの山がそれ・・・軽トラック数台分にも。

聞けば学生達は、ボランティアの活動をA4レポートにまとめて提出し、今回のボランティア活動が終了したとのことです。、
 
ボランティアスキル体験取材の印象
ただ口先でボランティアを唱えても、実際には何の役にも立たないのがこの世界。

ボランティア活動には、何等かのボランティア技術が有効であることは、今までの各種ボランティア団体の活動取材でも実感したが、今回の車補修の実技を身に付けた学生達のボランティア活動の場として、VICが仲介した車椅子点検補修などは、正に技術力発揮したボランティア活動とお見受けしました。 

補修された中古車椅子が、社会福祉協議会の好意を得られれば、東北大震災や、台風12号の被災地の病院施設など必要とされるところへ、災害ボランティア支援として届けられる方向性が出ると、学生達のボランティア精神が、さらに社会性を帯びて活きるのではなかろうか。 その面でVICは今後も仲介支援を継続したいと考えるところです。
第2回宮城県向けの災害ボランティア活動模様等についての