ボランティア活動紹介・・・こんなボランティア活動も



 名もない清掃ボランティア
陶器山遊歩道の保全・清掃活動
平成22年5月12日取材

    岩室から大野まで陶器山の尾根づたいに南北数キロに整備された遊歩道は、多くの市民の散策の場として貴重な自然です。

この自然環境の保護運動に、森の復元を目指す植樹や育苗、それにあまの街道周辺の歴史や小冊子による公報活動をしているのがNPO法人「あまの街道」さんですが(市内活動団体登録冊子しみんのちいから登録番号4)、遊歩道の快適保全には、それ以外にも個々の市民有志の奉仕活動が多く見られるのもこの場所です。 
 この遊歩道の北、中央、南に、休憩用のあずま屋が設けられており、この近辺のゴミ拾いや、清掃に名も知れず集まる人たちがいます。

活動団体名があるわけでもなく、清掃ボランティアと言うには、あまりにも小さな自主的は輪ですが、これがボランティアの原点かもしれません。
 休憩あずま屋の裏側には、かなり使い込んだ清掃用具がキチンと整理されていていました。

北のあずまやには、緊急の雨よけに善意の置き傘もさしかけて並べてあります。
 あずま屋の木製テーブルには、花瓶も飾られていて、ここまでになると、ボランティアは誰の為にするの?と聞かれて、人の為・・・と答えるのは、(イ偏+為=偽)と言われるのがよく解ります。 

ここで活動する皆さんからは、ボランティアは自分の為と悟っているかのような自然体のボランティアの実態を垣間見る思いです。
 多くの市民が遊歩道を健康のために歩いています。 

その人達の裏側で、ご自分たちの思いを満たす清掃ボランティアをする方が大勢いることを・・・またこれがボランティアの原点であることをここで紹介します。