〜澤岡詩野さんを迎えて
地域で活躍するボランティアを
養成するための学習会
見つけませんか・・第三の居場所

主催  大阪狭山市市民活動支援センター
共催  大阪狭山市教育委員会社会スポーツ振興グループ


催行日をClick

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第6回のポイント
場所 市役所南館2F講堂
14:00〜17:20

     本日の参加者  
 ダイヤ高齢社会研究財団主任研究員 1名 
市・教育委員会社会教育グループ 2名
市立公民館 1名
市・生涯学習推進グループ  1名 
社会福祉協議会関連 2名
熟年いきいき事業実行委員会 2名
まちづくり研究会 1名
市会議員 1名
大阪狭山市民活動支援センター 3名+特別参加2名

澤岡講師お怪我ながらの来狭ご出席。

社スポ・田中氏の進行による

ボランティアをKey Wordに、
前5回目の最終まとめチャートの円サークルのメモからの継続Talk。

この円サークルのなかでの具体例として、
社スポ振興Gで推進する事業を共通例として、
ボランティア不足等の課題を共有し、解決を図るワークショップとしたい。

Discussされた内容は、

14:00〜1620
水曜日の放課後こども広場と、元気っこ狭山の実態報告と
それに対するFree Talk
一例
@長期視野に立つ学校の地域コミュニティ化による
教育現場での市民ボランティア萌芽の導入
Aまちづり大学受講者のインセンティブ研修派遣
B65歳の地域デビューにはその数年前からの助走の仕掛け
C熟年大学・まちづくり大学の教科にボランティアのカリキュラムを・・・

16:20〜17:20
白井氏提議のまちづくり活動家・ボランティアの潜在育成のための
まちづくり大学の今後のあり方に、
一期休講も視野にいれ
このグル―プが如何様に関わるかについてのFree Talk
(結論に至らず)

 本日のU Tube 収録画像(←Click)
                                             






第5回学習会


当日は、Free Talk (自由発言)方式の為、
収録の文字要約及びU Stream の画像は未公開とします。 

大まかな会議テーマ

地域に一歩踏み出すj仕組み
〜無責任な発言から始めよう〜

会場模様と要点の書きだしPdf.メモ
(↑をClick)
取材 by 支援センターU



第4回学習会
2013年10月31日
於 市役所第1会議室 3F

     本日の出席者   来場者数 13名
 ダイヤ高齢社会研究財団主任研究員 1名 
市・教育委員会社会教育グループ 2名
市立公民館 1名
市・生涯学習推進グループ  1名 
社会福祉協議会関連 2名
熟年いきいき事業実行委員会 2名
まちづくり研究会 1名
市会議員 1名
大阪狭山市民活動支援センター 5名
 前3回の討議を踏まえ
最初ラウンドは⇒参加者各人の3分間に基調発言

講師のまとめ見解をお聞きし、
次ラウンドに⇒発言を補足する参加者フリートーク
最後に⇒今後この会の方向性への検討。
14:00

進行担当
Tさん

過去3回を受けてボランティアが、第三の居場所づくりというKey Wordで、どのように連携して地域活動に参加してくれる人を増やすかを、皆さんで知恵をだしながら話を積み上げて深めていくような会にしたいと思う。 余談だがここ2回ほどFacilitatorの講習を受けてきた(講習内容所略)

そこで過去の三回を踏まえて、各お一人づつ「ボランティア⇒第三の居場所」をKey Wordに、フラットに皆さんが同じ目線で、それぞれに3分間お話していただき、次の方にバトンタッチできるようにお進めていただきたい。
民館
石田さん

9月7日に公民館で[ふれあいライブ」を開催した。その目的は、市民の皆さんに、音楽を愉しみ自分の成果を、聴いてもらえる場所として公民館がそんな場所になったらいいなと考えて行ったものであるが、その催行は公民館が企画運営したものでなく、その人達が演奏から、企画、プログラム、チラシづくり、人集め、運営にいたるまで、お互いにしながら迎えたものであった。 演奏後も、自発的に公民館のドラムなどのメインテナンスを二日間に亘りしてくれた。

これまではそこまでは行かなかったが、大阪狭山市のボランティアのお陰で、せめて公民館のふれあいライブで、自発的に企画運営してくれる人がいて、他の面でももっと進めることができたらいいなと話し合った。 自発的にしてくれたことが嬉しかった。
 市議
T氏

過去三回にやったことを記録していただいている方々が客観的に見ていただいていて、かえって話している僕らより分かり易くしてくれているのではないかとも思っている。

私の意見としたら、男性で仕事中心をしていた生活をしていた方々が、定年退職でボランティアを始めるそのメニューをより多く用意すべきでなかろうかと申し上げた。 

日本の社会では仕事ばかりの構成をするのだが、外国では宗教、教会活動やボランティア活動が入っているのに反し、戦後の高度成長のなかで偏った見方をしていたのではないかと思っている。 

ただ、定年退職してからはボランティアに入るその時に仕事オンリーから地域を知る機会を作っていかないとそこに過不足ができ、シンドイ現実面が残っているということで、今の若い人、特に市の職員などには、パラレルキャリアーを体験し自分を表現できるよう仕事と併せて人格形成を図っていく活動をした方がいいですよとの提案をさせていただいた。 

それと高齢者の第三の居場所ということで今回の切り口が始まったが、今申し上げたように各世代共にその要求度があり、市民自治・自立という考え方を広めて行きたいなという希望も申し上げた。 

後ほどまた申し上げるが、支援センターには、市民の活動を支援する中間支援の組織としてやっていただきたい希望も前回申し上げた。
社会福祉協議会
Mu氏 
 
社会福祉協議会の仕事で地域福祉の推進をしているが、地域福祉が凄く大切だと感じる反面、その組織がなくてもいい環境の在り方を感じている。 

つまり、なくてもそれだけのことが出来る社会があるほうがいいとも思う。 こういう相反する気持ちで業務をこなしているが、皆で伝え合っていく思いがすこし欠如するなかで、こうした会合の人との繋がりがあるのに、実際面で自分のできることを出し合い地域を作っていけるような話し合ができたら思う。
市職員
A氏

人との繋がりを振り返るとどれだけかということだが、こういった機会で沢山の繋がりを得ている。 私自身は河内長野市在住だが、ここを退職すると市民でもなくなりここで築き得たものがどうなるか頭の中で感じているところである。、

強く感じていることを一言で言えば、人と人との繋がり。いろいろな事業を通じてどれだけの人を呼び込めるかが一番大事である。 いろいろなことを進めるには、ペーパーやネットを使ってのPRが大切だが、結局は人と人との繋がりがないことには広がりがない。

ボランティアは楽しいよ・・・が大切であり、そこには損得勘定がないのが普通である。 ボランティアの中には、損得勘定をする人も少し出てきたかなとの印象もある。 ただこういった会合の活動を含めて今後も取り組んでいく上で、やはりボランティアは楽しいよ・・・を伝えていくのが必要でないかと思う。 ここに参加されている方で、これまで発言のない支援センターのスタッフさんのもお聞きしたい。
熟年いきい事業
実行委員会 

N氏


 
我々熟いきの方は、参加者も実行委員のスタッフも概ね60歳以上の人達が参加する形で出来上がっている。 我々熟いきの方も、ボランティアは集めにくい、或いはそういった人を集める熟大とかその他の事業も少し頭打ちになってきているかなとの感想もある。 

第三の居場所との意味合いでいくと、自我自賛だが、その活躍の場所として「熟いき」は非常にいい場所である。 その意味合いでもそこに参加するときに、現役時代の肩書きを外して参加できる場所であることが大切。 ただ現役時代のキャリアーとかスキルなどはどんどん生かしていくことは大切である。 

肩書きがあってはそのような活動の場に飛び込んでいけない気がする。 いろいろな会合に参加することが、居場所を見つける一番最初は、隣近所の掃除を手伝うことから始めようと思えば始められ、とにかく家から一歩外にでることがスタートではなかろうか。 

その機会や場所の提供は、ここにこられている皆さん方の団体やグループであるが、そこに踏み込んで行けるか否かは、全く本人次第である。 
大阪狭山市
ボランティアグループ連絡会

I氏 

生活していることそのものがボランテイアに繋がればいいと思ってしているので、いろいろな人がスキルを使って社会貢献したいなと思ったとき初めてボランティア活動になるのであって、そのスキルを使ってボランティアしてくれというものではない。 

今ソシオという大阪の「あなたの夢を叶える」地域サークル活動が、若いものが集まろう」・・・と若い子らが大学の先生を呼んだり、ワークショップ形式で子どもたちに自然のことを感じてもらったり、英語ショップでは英語を体感しようとするする具体例がいくつも立ち上がってきて、それぞれの活動をしている。 

これが総合的に立ち上がってくると、その場からまちづくりの発信がでくるのではとの馬力を感じるのでここで紹介した。

自己実現と地域・社会貢献の三つのことは、自分がめちゃくちゃ面白いと感じることから、地域や社会貢献になるのではと気づいてもらうことができてくるのではなかろうか。 

これを大阪狭山版にすると、公民館や支援センターとタイアップした講座のなかで、これは近所のオバチャンにしてあげたらいいな・・・との反応があれば儲けもであり、それこそが第一歩でもあろう。

そういう形で5万8千人の人にいろいろな話題を提供するネットワークのサークルみたいなものが、この勉強会の行き着くところになって貰え、そのことの束ねができればいい活動になってくるのではなかろうかと思う。
市教育委員会
Tさん 
 
この勉強会のスタート当初は、私たちの事業でボランティアさんがいずれ不足してくるだろうということで、望んでいたことは、まち大とか熟大でボランティア体験などを講座にプログラムとしていれていただくことができればいいなというところだった。 

こうして皆さんと出会えたことで、それが可能となるのでは・・・と今は思っている。 

新たな事業をするには、予算や時間もかかるし、大変なことになるが、なにか新しい仕掛けをしてみたいことは、ここを一歩としてこの会を続けていただきたく、そのなかで繋がりをして、いろいろなことができたらいいなと思っている。 

ぜひここでご紹介したいと思う本の内容で、月間社会教育という雑誌だが、そのなかで、地域でシルバー大学を運営している方の話が載っている。 これが私たちが思い描いていたものと近いのでご紹介した。 「シルバー大学の内容読み上げ省略」。 

このような記事を読んでも、私たちが考えていることに間違いがないと思えるので、まち大や熟大については、是非私たちの仕掛け作りを関わらせていただいて、それがまちづくりやボランティアの発掘に繋がれば良いと思う。
熟年いきいき事業実行委員会 
U氏

熟年いきいき事業から二人出ているが、私は地域のために何かお役にたてないかというプログラムの地域振興部会からであり、発言内容も少し変わってくるかもしれない。 

ボランティアとか第三の居場所について、発言もさせていただいたが、(この会が)今後どのようになるかが気になるところである。 

今現在それぞれの団体活動しておられ、それぞれのところでボランティアが欲しいと悩んでおられることから、この会議になっている。 いま現在ではダメだが、年代に関わらずどうやってボランティアに一歩踏み出してもらい、どうしたらいいかを、検討していかないと、前に進まず目的達成になぬのでは・・・・と思う。 

居場所だけではダメで、その居場所をどう使うか、肩を叩いてどう一歩前にでてもらうかの方策をしていくべきではなかろうかと思っている。
まちづくり研究会
Na氏 

私も三回この勉強会に参加した。 私も退職後は本来ボランティアという考え方は全くなかった。 しかしその職域的なものももっていなかった。 あとの人生を大切にしたいという考え方だった。 

私たちは今ニュウータウンなのだが、自治会でも約1100世帯1000名からの会員さんがいる。 周りには殆ど若ものが見うけられない。 寂しいところもあるがしかしながら元気がない。挨拶をする人もしない人もいろいろある。 なにかしら年配であるなかでも元気がない。 で、その方々は、自治会のなかでもいろいろな会があるが、その中にもほとんど参加している(いない・・音声不明)。 

参加されていない方は弱々しい・・・こういう感じ方を最近している。 で、何か行事があると参加するのは、防災にしても訓練にしても、やはり会に入っておられる方が多い。 

他の方は家にいるか自分の趣味だけの人が非常に多い。 今年の夏祭りでその人達に話すと、要するにそういうところに自分ではいけないし、行く動機きっかけがないという。 「一辺来いよ」と言って参加してもらうと、面白かったという。 

やはり何か背中を押すキッカケを作ってあげないといけないし、そういった方が地域地域におられ、もっと大きな楽しみの中に飛び込んでくれたら、もっと楽しくなのではないか、この世界では損得抜きで、職場の場合は損得で動くが、この世界はそれがない。 純粋に何かに変えられるかという喜びもある。 そういうことがもっと広がればいいなと思う。
 支援センター
No氏
 
この学習会の最初キッカケは、教育委員会の放課後広場の見守りボランティアが欲しいのだとのことが発端だった。

ところが三回のお話を経ての具体的な動きが出ていない、少し言うと靴の上から足を掻く感じがないでもないと思っている。

支援センターとしては、大阪狭山市内のボランティアの活動団体を延べ約70の団体を取材し、それをHPを通じて発信しているが、その団体のビッグデーターというかマクロの分類統計をとってみると、殆どの団体が、子育て児童の養成講座的な活動が多く、福祉とか高齢者分やの団体が少ないと私は思っている。

具体的に今何を我々がしなければならぬかは、社会福祉協議会の村田氏がやっているような、小さな団体でもいいから、ボランティアの新しい団体を立ち上げることへの努力であろう。 そういうものが広がっていかないと、受け皿がないことにも繋がっていく。 

加えて、70の団体を分析した結果を見るとボランティアをするスキル(技術)がないといけない。 例えば落語の会で、老人施設を慰問するにしても、落語のスキルがあってこそ始めてボランティアになるのである。 だからボランティアにはスキルが必要であるというような発掘の仕方をここでやって欲しいと思う。、
社会福祉協議会
Ma氏 

前回からあまり変わらぬお話しかできないが、只今の発言にもあったように、小さくとも本人さんにボランティアしようという意思がないと、なかなか出来ない。

ボランティアは何をするかはやはり興味があるところからであり、いろいろな興味ある講座を作ることにより、これ一度やってみたいというメリットがでるだろう。 

たまたまここに来てソシオさんのチラシを一番先に見たが、これどこにもボランティアが欲しいとは書いてない。 

太陽系のグランドツアーとか、芋版で年賀状をつくろう、AEDを体験してみよう・・・などがあり、こういうものの中でAEDに興味ある人が、前からAEDを習ってみたかった、一度集まりませんかとの動きがでて、習ったことを皆でどこかで役立てるような動きにしませんか・・・と流れとしてはこうであるべきではないかと思う。 

社協としても、福祉センターでは、太極拳であるとか、まず興味ある方々に集まってもらい、集まったメンバーの中から輪が出来る・・・その次のステップとして、じゃあ自分らが福祉センターで学んだ太極拳やフラダンスを合同披露しませんかという流れに繋がっていく。 スパヒルズの夏祭りで公演するというような地域との繋がりをやっていきたいなと思っている。 

この会の存続をどう繋げていくかは、今日配布の資料の中にあるように、難しいこともあるが、敢えてそれをなにか作ってしようとすれば、こんな講座をやってみませんかと云うような企画会議があり、その中から集まってきた人に対して、ボランテャアとしてつなぐか、もしくは、自分達の居場所を作るかすれば、ボランティアを強制するわけでもなく、ボランテャイが足らないからきて下さいというわけでもない地域の繋がりをつけていく場所をつくっていけたら理想ではなかろうか。 
支援センター
S氏 


 
 
私が今日進めて行きたい項目はレジメにあるので後でまた見ていただきたいことと、この会に集まっていただいた方は、ボランティアの需要に対して応えないといけない役割でいらっしゃる方であるが、なかなか需要に応じる供給がない。

単独で、各種考えても人は集まらない。欲しいところに人を供給することが難しい。 何か方法はなかろうかと、考えておられたところに、こうのような場を用意して、皆さんがたと一緒になにかできないだろうかと考えてきた。 

ずっとこの流れを見てみると、協力し合って連合体みたいなものを作って、全体的に動くことにより、何等かの効果があるのではなかろうか・・・そういうものが一つ見えてきたことがひとつ。  

それと澤岡先生にいろいろガイドしていただいた第三の居場所、或いは気づき、それを考えるときのグランドデザイン⇒活動の理念みたいなものをしっかり用意して、それに向かって活動していくべきというような勉強をさせていただいた。  

それから次にどうしたらいいか・・・を考えたとき、これまたなかなか難しいものがある。 

今日のボランティアとは・・・という話も、この9年間支援センターをお預かりしてボランティア漬けである。 ある意味では終日ボランティアに関することばかりをやっていることもある。

それでもこの勉強会のなかで、あっ、ボランテャイとはこんなものかとの新しいボランティアの切り口を皆さんからもいろいろお話いただいた。 

これから連合体で活動していくときに、皆で集まって声を一つにしてやったらということは、単純ながら物凄く難しいことである。 利害が合い反するところが集まって一つの答えを出し、それに向かって動くことは、殆ど不可能である。

これだけ行き詰ったところが集まって何か力をだすには、どのような方法と役割で議論していくかは、次の段階が非常に大事である。 

勿論その段階に入るまでも、既に三回の会合にプラス今日、田中さんのご発案によりこのような形の議論をする・・・これは非常な原動力となると思う。 

但しこのことから一気に、具体化をすることは難しく、まだまだこの議論を重ねないといけない。 とりあえず私がここに書いてあるのは、今までの勉強会の中で、私自身が少し興味をもち客観的に見ても、記憶にとどめなければならぬことを抜粋したが、今後連合体を発足させるために、最後の5番目の連合体の発足の仕方として一つは、なにか会を作って「市民自治を促す会」は不可だとしても、現実にはこのようなものを創るよりも、支援センターの中に、類する機能を設置していただく形の方がいいのではないかとそのような感じがしている。 

ところが支援センターが前にでることにより、連合している皆さんの影が薄れてしまう問題もでてくる。 この連合体の動きが、あらためて市民の皆さんにぶつけていける仕掛けを考えて前にすすまないといけない。 

このこと一つでも、いろいろ関連した議論を皆さん方と進めていく必要があると感じている。
3分
発言のまとめ

講師
Sさん 
 
まずこの勉強会が前に進んでいないというコメントが何名かの方から出たが、そもそも地域とは人によって異なるエリア感がある。

さらに多様に集まったネットワークでは、各人方々関わられていることが、テーマによっても地域やコミュニティの拾い方も違ってくる。 

さらにもうひとつ今回の勉強会のなかでは、もっと複雑な言葉として、ボランティアがでた。皆さんがそれぞれ大阪狭山のなかで、ひとつのつながりがあるが、私は第4者、或いは研究者としては第5者の立場に立たせていただいている場所では、皆さんがお話されているボランティアの内容が全く違って聞こえてくる。 

ボランティア活動は欧米でボランティアと呼ばれていたものが日本にそのまま言葉として入ってきているが、欧米と日本のそれは全く違い、欧米型をめざしても日本の文化には合わない。 

皆さん方がこれから活動されるについて、ボランティアは違うよね・・・地域コミュニティもちがうよね・・・といったこともスタートにし、それを共有することが大事だったのではなかろうか。

そこに今まで3回の時間をかけていただいたことで、多分大きな前進をされていると思う。  その上でじゃあ、どういうキッカケで講座をやるとか、繋がりを作っていくそのような議論をしていかないと、まったくばらばらで折角この場に居ても、多分はなしが全然伝わってこなかったことにもなる。 

田中さんが今日この場で敢えて字で可視化するビジュアルなことを書き出して、矢張り違うね、でも同じことを考えていたのか等を共有するプロセスは、時間をかけすぎることはないだろう。  

今日少しこのようなことが共有できたなかで、これを踏まえたことが具体的に形にしていけるのではなかろうか・・・と云うことを次のステップ、あるいはこの時間の後で議論していくのかなと感じている。 

確かにこの勉強会は前に進んでいないように見えるが、大きな前進をするためのかなり緻密な作業をしているのだと考えていただいた方がいいと思う。 

ボランティア活動という話だが、そもそも、今までやっていた養成講座みたいなものをしても、多分ボランティアの数は多分そんなに多くは増えないだろう。、そのような養成講座に関心をもってくださる方は、おそらくもうこの狭山のなかで、何等かの形で地域に関わっていらっしゃるだろう。 

従ってそのようなことを考えるときには、一つには、既に関わられている方のスキルアップがいい。 その方が一歩、二歩と踏み出された次に向かって行くための、バージョンアップの講座もひとつあってもいいのでは。 

もうひとつ今までの視点でかけていたことは、先ほど紹介していただいた、自分の興味、関心、得意楽しいといったことから働きかけて、そこから実はあなたがやろうとしていることは、地域でこんなに役立つということを、ちょっと手間がかかることだが、そのようなことも時間をかけてしていくことも大切ではなかろうか。  

さらに言ってしまうと、いろいろな自治体、特に横浜市の場合は、介護のところに、例えばお茶だしとか、お話を聴く誰でもできそうなことを、職員が手一杯で手が回らぬ介護現場のところでシニアがやることで、ボランティアポイントをお渡しして、それがなにか地域で使えるお金に還元できる部門のボランティア制度が稲毛市や横浜ではかなり力をいれているところでもある。 

これに対しても賛否両論だが、稲毛市の考え方と横浜市の考え方は根本的に違う。 稲毛市では、ボランティアの裾野を広げて、縦に立ち上がる自分で進めていく為の裾野だが、横浜市の考え方は、地域特性の違いもあり、そもそも地域に関わってくれる分野はあまりなく、地域に関わる人の数を増やす裾野の裾野のためのボランティアポイント制度が有用であるとしている。 地域に関わったり一歩踏み出す人がいてくれる人がいる程度を視野にしている。 

楽しいから、ちょっと気になるからと云う人にもう一歩だけ前に踏み出しに気づいてもらう目線で、ボランティアと云うことを考えていけばいいのでなかろうか。 

今回繋がりという言葉もでてきているが、自助、公助、共助については、私もそのことを正確に理解しているか自信がない。

しかし感じるのは、高齢者の研究をさせていただいている中で、あまりにも、自分がこの場で、地元で歳を重ねて死んでいくことに対して意識が欠けているな、待って受身でいけばば死んでいけるのではないかと思う人が多い。 この面を考えると自助と云う面で、あまりにも意識の希薄が多いのかなと感じている。 

その意味で人と人との繋がりを地域の場で考えたとき、そもそも自助の気持ちのない人が、誰かと繋がっていくのはなかなか難しいと思う。 たぶんこれは若い母親に増えているのではなかろういか。  

その意味では自分のことは自分でちゃんとやる自立した生活ができるようにするにはどうしたらいいかの自助を考えると、地域と人とどうつながらねばいけないことを、考えていただくのも何かを主体的に考えていかなくてはダメだねと、まず自助として、人と人との繋がりを考えた上で、多分公助とか、誰かと助け合う共助という雰囲気になっていくのではないかな、と思っている。

8月末にお話したことだが、イギリスに行って、ボランティアをしている街の中の高齢の方々に話を聴くと、もう一度繰り返しになるが、その方々が話されるかとは、「だって自分の街だから出来ることをするのは当たり前だよ」との感覚をもっている人達がどんな人なのか省みると、矢張り自分がここで自立して、最後まで生きていかねばならないとの自助に対する意識が高い方である。 

だからこそ、自分の街だから自分でするとの発想がでてくるのかな感じている。  その方がは決してストイックに毎日ボランティア漬けでなく、週に1〜2回笑いながら楽しいのだからと言っているのがいいのではないかと感じている。

今の方々が考えるボランティア論とはちょっと違うようである。
自治体とかが「この方はボランティアをよくする」と表彰する話を聞くが、身を粉にしてボランティアをし表彰されるようになると、それがボランティアと地域との関わり方としてお墨付けてしまうと、少し危険な気がするでもない。 そんなことでハードルを上げてしまうと、ちょっとこんなことができるだがな・・・というような人達がそれを見た瞬間、自分にはとてもそのまねは出来ないと思うってしまわないだろうか。 

もしかしたら、ボランティアとしての小さなかかわり方は、これからはいろいろな係わりかたがあってもいいのではなかろうか。 週に一回道に立って子どもの見守りをちょっとできることをずっとしている人を、この人も凄いといえるような価値観をこれから変えていく時代なのかなとも思う。  

もう一つ繋がりで出てくるなかで、人と人との繋がりも重要であるが、今後の連携を考えると、人と人との繋がりも重要なマッチングであるが、仕掛け同士がうまく繋がっていくのも、個々でやるより連携してする方が効率てきで効果もあがることを考えると、横浜の支援センターが標榜していることの中間支援組織である。 

団体と団体の中間支援業務だけに特化してやっていく方が、もし狭山で具体化していないのなら、そういった中間支援組織があったほうが、いいのではなかろうか。この場ではそれも模索していくのも一つのテーマでなかろうか。
進行司会
田中さん 


では、ひきつづき、いい足りぬことなどのフリートーク。

だたし、フリートークにつき Off Record.
    




第3回学習会
2013年9月23日
於 南館 2F 講堂

     本日の出席者   来場者数 13名
 ダイヤ高齢社会研究財団主任研究員 澤岡 詩野氏 
市・教育委員会社会教育グループ 1名
市立公民館 1名
市・生涯学習推進グループ  1名 
社会福祉協議会関連 1名
熟年いきいき事業実行委員会 2名
まちづくり研究会 1名
市会議員 1名
大阪狭山市民活動支援センター 5名


第3回U Stream 動画収録
 (←Click)
表中の時刻表示は、ご発言タイムの目安です。
U Stream上の時刻掲示をスライドしてください。


お断り
お一人づつ順次発言要旨の文字化の予定ですが
編集サイドが未処理作業でかなり渋滞しており、
参加者コメントの文字採録が遅れます。

下記表示のIndicatorを目処に、
参加者ご発言をご参照ください。

 講師及び参加者発言⇒U Stream参考時間 インディケーター
参加者の発言を踏まえて





課題提議
東京オリンピックと2020年の問題下
どんな大阪狭山にして
いきたいのでしょうか?

U stream Time Indicator
講師 コメント
1:39:33〜1:53:52


ダイヤ高齢社会研究財団
澤岡講師





























15:39
3週間前にイギリスとオランダに、ボランティア活動が今後どうなっていくのか、またどんな位置づけでどうマネジメントしていけば持続可能で多くの人が関わっていけるのかのInterview 視察に行ってきた。 その結果ボランティアのカリスマみたいな人の対応でなく、週一回くらいの活動という人が殆どだった。その共通の背景は、「自分の住んでいる地域だから」として、気軽に地域が自分の居場所であることへの自然な対応に印象を深くした。

先ほど発言者のなかで、DJ.Copによる共感醸成の話がでたが、その共感の意識をどう持っていくかの共通のKeyWordは
だって住んでいる場だから・・」との肩の力を抜いた共感意識醸造の方向性が、これからの一番大きな課題かなと、イギリス、オランダでも感じたこととも考え合わせた。

地域をどう考えるかの提議もあったが、自転車徒歩圏が、自分の居場所でこそあり、共感の意識が醸造されるのではなかろうかとも感じる。

イギリスもオランダも高齢化率は15〜16%で低いが、経済状況は日本より深刻であり、移民の多い中、社会保障をこれからどう維持して行くかの課題意識が日本より深刻である。 その中で、両国とも一番危惧されていることは、社会保障費を高齢者に振り向けることで、若年層で、なぜ高齢者ばかりにお金を振り向けるのかとの世代間のお荷物意識が、これから社会を崩壊させるFactorになる可能性でもあり、相互理解をうまく進めていくことが大きな課題であることを認識した。

これまで長時間にわたり、皆さんのいろいろなお話、感じ、気づきを伺っているなかで、いろいろな集まりの参加団体が、共通してもっている意識が、これから「どんな大阪狭山にしていきたいのか?・・・ここまで意識や課題の共有ができたのだから、あえてこのグループがこのグランドデザインを共有していくことが、多分この3回目の課題の一つでないかと感じている。

東京オリンピックの2020年は、我々老年学者では、団塊の世代が後期高齢者の列組みに入ることで、後期の一人暮らしが激増するそれが2020年と言われている。 4人に一人が高齢者である東京オリンピックで、世界へ日本の超高齢社会をみせて行くのかも含めて、じゃあ大阪狭山はそのときどんな地域になって欲しいのかを皆さんに併せて問いたいと思った。

自然環境の変化や経済情勢の変化で、一極集中で、大阪狭山の若者がオリンピックに沸く東京に出て行ってしまうかもしれない・・・そのような想定のなかで、皆さんがどのようなアクションを起こしていくか、その後で何か見えるかを皆さんで共有することが重要であり、それに向け各々の得意分野やそれぞれが何をすべきかを考え連携しあっていくことの部分が重要であると考える。 

各自治体で素晴らしい取り組みは多々あるが、得意不得意のなかで狭山モデルを社会に発信していく部分が重要である。
狭山モデルのオリジナリティが見えないと、助成金の採用なども難しくなっていくのではなかろうかと感じている。

大阪狭山をどんなにしていけばいいのか、またそのための大阪狭山の武器はなんであろうかと、この三回の最後の会のなかで、なにか共通するものを言葉としてここで作り上げていければいいのかなとの課題提供をさせていただきたいと思う。
今日の進め方ガイド




00:01〜08:44 
U stream Time Indicator
Coordintaor's 開会コメント
及び第3回学習会の方向性

 
学習会Coordinator
大阪狭山市市民活動支援センター
白井氏
14:00
今日はこの勉強会も3回目、一応ここでピリオドを打つということで1・2回を含めるけじめをつければ思うのでご協力願いたい。今回の進め方については、配布レジメにそって、4時30分を目標に進めたい。 出席者それぞれの組織での今回の勉強会にそったボランティアをどう確保するかのニーズについては、配布資料に記してあるのでご確認いただきたい。

前2回の課題に基いて、
AAA 地域の課題に気づいてもらう相互理解を促す為の仕掛けとは何か。
BBB  きづきを得てもらいたい相手とは
CCC あなたが考える地域での場所とは
DDD V募集方法の現状と課題
EEE 本勉強会で学べたこと
FFF その他
など共通の質問として事前にお手元にとけ、それに対し文章または、ヒアリングの答えが大きな紙に要約をまとめてあるので、この方々のお話を順次伺いたい。

その後で、今回はご発表に対する自由討議もここで少し設けたい。 

その後一段落させたところで、澤岡先々の方から、今回の全体勉強会について、最終的に我々は何を目指したテーマであったかなどをまとめる議論への環境話題をご提供いただきながら、この場を締めくくるスケジュールで進めたい
事前質問事項回答者
発言
以下5名


 U stream Time Indicator
09:00〜16:50
含む Coordinator'sコメント
及び
澤岡講師コメント

 
大阪狭山市
教育委員会・社会教育G
教育指導員田中氏

14:09
BBBの気づいてもらいたい相手とは、一歩踏み出せないでいる人達は居場所があっても自らの愉しみで終わってるそんな人達に気づいてもらいたいことである。 

CCCの第三の居場所については、人と触れ合って生き甲斐を感じることができ、あと一歩踏み出せばどこでも、第三の居場所足りうるのではないかと思う。 

DDDについては、現状の課題は、活動の内容をどうPRするか、および体験し自分が身をもって知る場を持つことであろう。 
EEEに関しては、いろいろなところと連携を持つ大切さと、今回集まった人たちで何かひとつ事業を考えることができれば、具体化できていいのではないかと思った。 ただ、このような(学習会)をやるCoordinate力や、司会進行をきれいにできるような力を学ぶ必要も実感した。 

教育委員会は、殆どが見守りのボランティアスタッフを必要としているが、その方々にも、より一層学んでもらう必要があり、また、新たなボランティアへの仲間が出来る居場所を作っていくことを、どうするかを今一度考え直そうと思うようになった。
第三の居場所とは、必要になったときに感じるのでなく、自分自身も含めて助走のところから意識をしなけらばならぬと感じている。

 U stream Time Indicator
20:30〜26:20
含む Coordinator'sコメント 


市立公民館
大木氏


 
14:20
前回は欠席したが、三週間に亘り神戸大学の方に社会教育の勉強に参加している。 特に現地実習として阪神淡路大震災で焼け野原になった長田地区を回りそこでまちづくりをしてきたマサオカさんという方と知り合った。 小さなまちだが歩いてみて、非常にいきいきと次から次へといろいろなことをやっておられ、高齢者も非常に元気であり、それ以外の商店街の人も元気、その辺りから私たちの今公民館でやっていることの課題解決のキッカケになるのではないかと勉強した。

街が焼け野原になったとき、復興より新しいまちをつくるとして、地震から9日目にして、住民協議会を立ち上げている。144日目からは100店舗からなる仮設のダイエーを中心とした店舗を、行政と平行していち早くやっている。 まちに対する熱い思いを人達が集まって何とかしていこうとしたものである。 その過程のなかで人が育っていった。 一番大きなものは、一億円余の鉄人28号のモニュメント。 その経済効果で、145億円以上の(集客による)経済効果を成し遂げた。 それらの案内役に廃校の小学校に支援センターを置いて常駐者がいろいろなことをやっている。最近では、コスプレを引っ張ってきて、まちの金券利用で、仕事の価値観の創出を図った。 核家族化だけでなく単身者のバラバラをどうにか引っ付けねばならぬことなど次々と行っている。 町おこしのなかで、いろいろなつながりができていきまちの愛着化となり次をつなげることを感じた。

まちの片隅に「足湯」があり、子ども年寄りが話し合っている空間があちこちにあった。 人と人をつなげる無駄とも思える空間の創出が必要だったと痛感した。 公民館のフロアでもそのような空間と時間が大事だなと思う。 ボランティアもこれからは企画を含めて、こういうことを一緒にしないかとの「ふれあいライブ」的な参加型を考える必要があると思った。
 
 U stream Time Indicator
27:10〜34:35
 含む Coordinator'sコメント
  

 
まちづくり研究会
中西氏
14:27
ご覧の配布された別紙に若干付け加えると、BBBの気づきの相手は大阪狭山市の限られた人口5万8千人の中で、ボランティア活動に関わろうとする人もいるが、これだけに頼っていても人数的には限定的である。

同時に無関心な人、地域社会に住むすべての人・組織を対象にするべきである。

今、まち大の修了生を対象にしていることから限定的になる。どのようにして募集するかということが課題である。

入会案内なども行っているが、今後、新しいプロモートする仕組みを考える必要がある。

まず、興味を抱かせるような内容をつくることである。まち研としてのフローチャート的なものをつくること。講座等の企画も取り入れ、場つくり、試行体験の場などの仕組みをつくれたらと思う。

最後にEEEの勉強会で思ったことについては、我々もこうありたいと思う気持ちになっているのだが、今考えると上辺だけの流れになってしまっている。本当に熱い気持ちになり、相手の立場になり、真剣に向き合っていたのか。言葉だけでいいことを言っても相手に通じていなかったのではないかと感じている。

ここで学んだことは、一度断られたからとあきらめてしまうのではなく、コミュニケーションを続けること。将来仲間になる可能性のある方に対しての接する心構えなどが学べた。

これから今までのやっていることを見直しながら、まち研繁栄に努めていく。


U stream Time Indicator
34:40〜
 含む Coordinator'sコメント
  


大阪狭山市
熟年いきいき事業実行委員会

中谷氏
Coordinator発言として、A3サイズ配布資料Head Line⇒第32回地域で活躍するボランティアを養成する勉強会」下の[市民自治の向上を促す会」=本勉強会の今後の呼称案について、一つの連合会を形成するときのネーミングとして、なんとなく今までのお話のなかで、これが沿うような気がしてつけた名前であるが、後ほどもっと他のネーミングも含めて皆さまがたにおはかりしたい・・・とのコメントに応じて、

14:34

今Coordinatorから出された「市民自治云々」のネーミングだが、正直なところ少々カチンとするネーミングでなかろうか。私の印象だが、なにか上から目線のような気がして仕方ない言葉であり、促すなど僭越な言葉であって、官製のボランティアをつくるためのネーミングのような気がする。始めてこの言葉を見たときにおかしいな・・と感じた。 じゃあ、何を使えばいいかと言われれば、まだまだ出ないが単なるインスピレーションそういう気がするので最初に一言申し上げておく。

熟いきの方だが、AAAの地域の課題に関しては、我々の活動は、ボランティアとしての活動と、熟年の方を熟年大学等に引っ張りだしていく形で、対象者が既にあってそれに対して人手が要るボランティアとの意味合いもあろうが、私どもの熟いきは、所謂参加する人々という2面の構成になっている。 

DDDのボランティアの募集の方法については、我々は熟大の生徒から協力依頼でスカウトする方式であり、まだまだ市全体のやって欲しい側と、やりたい側とのニーズのミスマッチがあるのではないかとの気がする。

ですから、ボランティアセンター辺りで求める情報の共有や集約のような共同の募集、あるいは、センター的な面も必要ではないかと思う。

表題のなかで熟年大学の体育系科目に学校教育支援過程を設けて、学校向け熟年ボランテャイの育成に寄与することの検討も・・とあるが、これはこのような方法もあるのではないかとの意見からでたことであるに過ぎない。
 U stream Time Indicator
〜44:40
 含む Coordinator'sコメント
   
 
中谷代表の方で言っていただいたが、ここでちょっと誤解があるのではないかと思うが、先ほどの熟年大学の体育系科目云々の項の、教育支援過程を・・・が誤解あった点だと思う。 

体育系とは限定しておらず、例えば熟年大学の中に、ボランティアをやっていく等の諸々の講座ができればいいね・・という風の発言でしたので少し訂正をさせていただきたい。

先ほどら話があるように、私どもは熟年者に対していろいろなものを用意し、参加をしてもらう側だが、この参加する熟年者とは、多分単なる気晴らしか、暇つぶしか、大変失礼だがそういう面が多々ある。 この人達の中から何人かでも、目覚めてもらって、自分も地域に役立つような方向に考え方を振り向けてもらう意味から、何かそういうものが出来ないか・・ということである。

熟年式については、先般ご報告のとおりで、べつに変わりない。

参加者自由コメント

以下4名






 U stream Time Indicator
44:45〜51:11
 含む Coordinator'sコメント
  
 
大阪狭山市
市民活動支援センター
野並氏




ここで一渡り共通質問の回答者発言が終わったので、他の参加者による順次発言。

14:44 

前回欠席だったが、第一回と第二回のコメント要旨を作らせて貰った。 第2回は録音レベルの不備で、皆さまがたにコメントの要旨提供をお願いし、何とかコメントの比較ができるようになった。 第一回目の会合で澤岡先生が仰ったのは、気づきと誘発誘引であた。皆さんすべてこれに対しては賛同し、コメント発言もしておられる。 第2回目では、一回目に比べて各団体の発言にかなり温度差があるような印象を受けた。 ボランティアが集まらないという愚痴や、上から目線ではボランティアはダメ。 下から湧き上がるような力を期待しよう・・・あるいは、ボランティアの需要と供給の相互理解が必要だとの発言。 あるいは、新しく有識者をCoordinatorとして、各学校に配備したいとの新施策に触れられた方もおられた。

ただ、コメントをまとめて聞いていて、すこし上滑りの気がした。 それは何かと言うと、実際にこの5万8千の市のなかで、一体ボランティアの数はどの位いあるのかなどの具体的な検討がされていないことである。 私見だが、4人に一人が高齢者入り・・・とのコミュニティ紙の見出しから、25%が高齢者、澤岡先生ご指摘の「夜だけ市民」が35%、通学生全体が20%、子育中てママが15%と試算すると、残りの5%つまり、2900人程度がボランティアの潜在供給力でないかと思っている。しかもそのうちの1000名は既にボランティアに携わっているとすると、1900名が対象である。その1900人の対象に上滑り論だけでは、前に進まない。

参加者皆が理解した澤岡先生の第一回会合での気づきと誘引・誘発に加えて、もう一つのKeywordを探すべきでなかろうかとの印象を受けた。 その印象のヒントとは、共感である。

そのヒントは、例のDJ Copである。 World Footballのアジア大会の時の渋谷のスクランブルが見事に整理された例、また隅田川の花火大会の突然の雷雨中止での混雑を静めたのも、Dj.Copによる共感を与える方向性であった。

この例のように、大阪狭山市の1900人の人に気づかせ、引きこんで、そうだそうだボランティアをしよう、何か活動しようよというキッカケをつくらねばならない・・・その方向にこの学習会は向かっていくべきではないかと思う。 
 U stream Time Indicator
53:50〜1:01:10
 含む Coordinator'sコメント
   


 
大阪狭山市
市民協働生涯学習推進G
東氏



















先ほど職員の話がでたが、Skill Up する意識は大切である。行政のなかで行政改革があって、人が減ってる部分もある。指定管理者の部分は確実に職員が減員されている。その一方で行政課題やもうすこし細かい部分へ入り込んでいかねばならぬ点もある。 その例がDVや子どもの育児放棄など細かな分野への行政の関わりであり変わってきているところである。
AAAの今後の気づきの相手については、相手から見れば自分になることである。従って気づきが必要なのは、相手でなく自分でないだろうか。
CCCの居場所に関しては、今回の設問はどちらかというと定年後をイメージしている。これは第一と第二の居場所の経験を経ないと第三の居場所はみつけられないのではないだろうか。自分が持つ能力や得意分野を生かすステージは楽しい居場所だと思う。 一番に軸足を置く場所は、自分の住んでいる地域である。
しかしそこには複雑な関係があり、あまり楽しくない場所でもあると思う。 自分のまち市をどれだけ愛せるかを、継続し時代にマッチさせることも必要である。 その例が岸和田のダンジリ。岸和田などは、災害時には若者も含めて一致団結するまちであろう。 大阪狭山市の場合は、どれだけ狭山池を自慢できるかであり、自分の住む地域では、お互いささまの精神がどこにも負けないことを作り上げていく地域は、小さい頃からの感性を育てる必要がある。
今後のボランティアの現状と課題については、課題は、ボランティアは自発的行動となるが、やらされている感tか、やったてる感になるが、最近特にこの辺言葉として現れてくるようなところを多く感じる。 昔と比べて自己責任の意識が希薄になったのではと思う。矢、鉄砲を仲間内議論としてでなく、行政の方に放たれることが多いのかなが仕事をしていての感ずるところである。 本学習会に参加・非の他団体に要求したいこととは、協力や要請は上下関係や垣根を感じているところ有りやの印象もある。
勉強会で学べたことの成果は、ボランティアの養成にどう活かせるかの点であろう。

この勉強会に参加して思うことは、自分をどれだけさらけ出したかということになるのではなかろうか。 こういったテーブルの中で話し合うことも大事だが、それ以外の会を離れた外の場でも、そういったことが人間関係が大事になると思う。

何人のボランティアを養成することを目標としてもつことも大事だが、直ぐに答えはでなくても、人のつながりの深みを増すことの積み重ねが重要であるとで、今回のこの学習会に参加しての締めくくりとしたい。   


U stream Time Indicator
1:01:35〜1:08:20
 含む Coordinator'sコメン
ト   

 
大阪狭山市
社会福祉協議会
松井氏









先週の金曜日から福知山の災害ボランティア活動支援に行っていたため、宿題が未消化で申し訳ない。 気づいたところからお話すると、まず、この場にお集まりの皆さんは、狭山を良くしていこうと考えておられる方が集まっておられる。 でも先ほどの参加者発言で、自分に気づこうとのコメントがあったり、地域の課題に気づいてもらわねばならいとの話もあった。

地域に興味のない方(地域とつきあいのない方)に「地域の課題は何かと?」と問いかけても、気づける道理がないと感じている。

社会福祉協議会の会費に対する厳しいご意見や、地区長会からの脱退など、地域のつながりが希薄化している中、地域の課題を見つける前にすべきことがあるのではないかと思う。

先ほど神戸市長田区の話がでていたが、あそこは商店街のあるまちでもあり、買い物に訪れた市民が、買い物以外の井戸端会議を愉しまれている。

その中から、地域の繋がりが生まれ、積極的に地域を良くしようと活動を進める。  また、岸和田市もだんじり祭りが地域の繋がりを強めているのだと思う。

この繋がりこそが、私たちの求めているものではなかろうか。

ボランティアを養成しなくても、「ここが足りないのでちょっと来てや・・・」と言える地域づくりが優先されるべきだと思う。

その意味では、狭山池祭りは地域に根ざした地域の祭りであり、また誇りでもある。 ここから地域の繋がりを強めていくというのはいかがであろうか。

ご提案のあったこの学習会の継続についてだが、このように「地域を繋げる」役目は、社会福祉協議会や市民活動支援センターにあると思う。

新たな団体を設立するのではなく、市民活動支援センターの「運営委員会」的な場所を設置し、検討を進めてはいかがであろうか。
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1:1216〜1:28:52
 含む Coordinator'sコメン
ト   
 
大阪狭山市
市議会議員
鳥山氏


















 今回の宿題の出来あがりが今朝。 大変勉強になった。 

一人ひとりの市民が元気に生きてもらえればそれでよく、それで繋がってもらえたら。誰かのために自発的に何かをすればそれが、ボランティアである。 仲間をつくれないと、自分の力は半分もボランティアの形では生まれてこない。  ほんとうに現実的に目の前にあるものでなんとかできないか・・従って私はボランティアに拘っていないと前回申し上げた。

AAAの地域の課題について論点整理をしてみた。他所のヒントは、狭山には通じないので、よそで学んだ活動は自分で咀嚼して、自分達のものにしないと、地域の課題とはならない。 

BBBの気づきについて
は、今の子ども達にも、市の職員に当てはまるパラレル・キャリアーについてお話した。 今のこどもたちは勉強だけで地域のお手伝いはしない。 成績をよくすることだけが仕事。そうなるとイジメられたりするとき逃げ場がなくなってしまう。 だから、いろんな世界を一人の人間が持っておくべきだろうと前回お話した。

澤岡先生の提案で、定年後の居場所が主として提議されたが、定年後地域で生活する場合、定年前の経験は確かに生きてくると思う。しかし、郷に入れば郷に従え・・・まちの人は自分は褒めるが人はあまり褒めない。 理解されるには、異邦人として一年地域で頑張ると、二年目からは、その地域に溶け込めることの気づきが大切。 これが相互理解の原点。 定年後の居場所の提議が澤岡先生からヒントされた答えとして、これから増大する高齢世代への対処は即やらねばならぬ問題だと思う。 ただ、高齢者だけにスポットを与えてしまう居場所づくりより、市民全世代を対象にした自分たちの居場所づくりを、大きく捉えて考えおく必要がある。

CCCの「あなたが考える居場所」については、高齢者が元気に友達と付き合っていく場所が結局は第三の居場所ではなかろうか。このときボランティア活動だけが、第三の居場所ではないと思う。そのキッカケとして、趣味の歌であり踊りであり大正琴であって然り・・・そこにあるのがご近所づきあいの仲間ボランティアの気づきである。 ボランティアには無償・有償・費用弁済ボランティアがある。 これらは一度整理をかけなければならない。 高齢者が持つ経営理論や技術を仕事として、CBの形で地域で生かして行くのも結果的には一つの支援ではないかと思っている。

EEEの本学習会で学べたことは、今回澤岡先生にお越しいただいて団塊の世代への切り口を教えてもらった。 そこから各世代を網羅していかないと、今の問題は解決できても、次の解決が出来ないとの気づきを与えていただいた。

組織は一年ごとの歳月で、10年経つと60歳は70歳になる現実を踏まえ、新しく入れる新生への組織作りをしなければならない。 本市でそれが継続しているのはPTAだけである。この形をいかに生かしていくかが、凄く大事なことであると思っている。

この三回のメンバーが集まったことに大変感謝をしている。 行財政改革でまちの情勢が少し変わった。変わったのであればまちの市民側で、行政のこぼれがないようにしていかねばならない。 一つの団体では、到底解決できない問題が増えているので、このような連携は絶対重要である。 

その時に、グランドデザインを創らねばならないのではなかろうか。 公民館と社福の協力。 今まで市民では出来ていなかった支援センターと熟いきが持つ最大の機能の講演会や研修会の手法。社会福祉協議会は実際に地べたを這って市民の方々と横の人脈を持っている。 できたらこれが、きちっと結託をしてもらい協力の中からグランドデザインを作って欲しいと思っている。

最後に参加者コメントで、共感という言葉を言っていただいた。 今学校では、自立・。共同・創造が文科省の指導方向になっている。、そのなかで参加者コメントの共感は、なにか一つのことを狭山はやっていかねばならない・・・心を一つにして自分達の存在価値を考え直していろいろなものに発展させた長田地区の話題もあるが、いま狭山は問題はないが、3年後の狭山池1400年イベントの如く、それを発表のKeywordとして進める方法論はないのかなと思っている。 共感がないと人が動かないのがまず基本なので、参加者コメントには、痛いところを突かれた感もする。




第2回学習会
2013年8月8日
於 市役所別館会議室

     本日の出席者   来場者数 15名
 ダイヤ高齢社会研究財団主任研究員 澤岡 詩野氏 
市・教育委員会社会教育グループ 2名
市立公民館 1名
市・生涯学習推進グループ  1名 
社会福祉協議会関連 2名
熟年いきいき事業実行委員会 2名
まちづくり研究会 1名
ボランティアグループ連絡会  1名 
市会議員 1名
大阪狭山市民活動支援センター 3名


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 講師及び参加者発言⇒U Stream時間インディケーター
 澤岡講師ミニ講演  生涯現役社会実現に向けて
  ⇒15:15

生涯現役社会実現
↑Pdf.版
★開会にあたり・・・
前回の社会教育グループ田中さんに代わって、白井が進行役を務める。 ご協力願いたい。

本日の勉強会での参考資料として、次の二つをご提供する。
@ NPO/Vに関する意識調査結果(埼玉県HPより抜粋)
A V活動分野の分類・事例・募集人数(それぞれで確保したい人数を推計しながら議論にご参加いただきたい)

★参加者全員への一巡発言依頼に関して
●レジュメに記載4の@ABに触れた発言をお願いしたい。

●最後に巡ってきた支援センターとしての発言
多岐に亘るセンターの役割の中でも、「V人材」の供給能力強化に注力している。 

にも拘わらず、VICでキャッチしているV需要ニーズ(約300名)への対応に苦慮している。 若者層も含めた供給対策が必要であり、先生のお話にあった「シニアが支えなければ、これからの地域は成立しない」であることとも合致させ、とりあえず団塊世代を対象に地域レビューを支援する形で、V募集イベントの開催を考えている。

次回の勉強会では、今日お集まりの皆さまとも連携・連合して具体化するための材料を提供したい。

★自由討議開始に際して、
先生からのアドバイス「これだけの関係者があつまってこの種の議論が出来ることに驚き、できれば、この後はどのように気づかせるかを、既にVに登録しているひとと、そうでない現状無関心な人に分けて、かんがえてはどうか?・・・」をも踏まえてご討議いただきたい。

00:01 

大阪狭山市
 市民活動支援センター
白井氏
(Coordinator)

【現在やっているスタッフの募集】

熟年いきいき事業では人縁によっている。毎年の熟年大学生徒会役員からのリクルートが主。

活動への参加を誘っても「なぜ自分がやらなければならないのか?」や、「責任の伴う仕事はいやだ」などと断る人が多い。

★【熟年式について】勉強会終盤で白井氏の説明要請に答えて

「気づき」、「背中を押す」きっかけとして、現役をリタイヤする65歳ぐらいをターゲットに、「地域レビューを」と熟年式を考えている。最大の課題である対象者をつかむために、市に対象者への招待状発送協力を求めたが、協力が得られにくい状況にある。

イベントとしては、地域レビューに関する講演会と、講演会場にいろいろなボランティア団体のブースを設けることを考えている。

30:54
熟年いきいき事業
 実行委員会
   植山氏
★音声不明瞭ながらの発言要約抜粋。
    正式の要旨依頼中。

@ABに関し、当方の事業は、事業の運営に携わる人がボランティア当たる、 他の立場は、世話する方と、世話をされる授業への参加者としての一般市民。 それとの協働(共同?)の事業と考えている。

実行委員へのスカウト⇒大学の受講者への声かけが主流。  @に関する何名のVが欲しいかについて 現在50名実行委員+αの次元で答えにくい。

何名確保かについても然り。 気づきの点については、一般の参加者から、ある意味では、実行委員は大変だなとの話も聴く。 実行委員はそうシンドイものでなく、皆さんのためとの働きかけ程度であろうか。 
35:54
熟年いきいき事業
    実行委員会   中谷氏

まちづくり研究会の目的は、まちづくりに関する協働企画の立案や行政との協働を推進していくために必要な人材養成である。

 

基本的に参加会員は「まちづくり大学」の卒業生を対象にしており、現在、卒業生300名の内2割の方が活動している。

 

今、問題課題になっているのは@当研究会に参加するものが年々減少しており、集まりにくいことA分科会により研究課題等のおもしろさが少なくなっていることもあり、減少が目立つこと。現在、活性化に向けて取り組んでいく過程である。

 

本研究会は、ボランティア活動組織であるが、会員の中には、ボランティアの「自由」を誤解しているものがいる。ボランティア活動であろうとなかろうと社会の中で守るべきルールを尊重し、みんなでお互いに対等な関係であることを理解されるべきである。役割に対する責任が重視されにくい環境である。

人が集まらない原因は、まちづくり研究会の“思い”を伝えきれていないところがある。活動に無関心な人、活動に関わろうとする人を含め地域社会に暮らすすべての人や組織を対象に“キッカケ”をつくるため適切な情報を提供していき、共感する人との出会いの場を提供することを皆で広く伝えていくこと実行することしかないのではないか。

 

思いの伝え方を工夫しながら、諦めることなく、まちづくり研究会の特性・楽しさを伝え続けていくことが大事であることを痛感している。

44:14
まちづくり研究会 
中西氏




小さな組織(団体)は、小回りがききアットホームである。逆に大きな組織(団体)は、動きが鈍く会社的な運営になる。事業実施では、サービスを提供する側と受ける側にお客さんみたいな関係もあると思う。

例えば公園の迷惑行為といった課題は、地縁型が担当するが、年齢や性別で解決の優先順位が異なり、それを一つの結論に導いていくのは大変だと思う。一方、テーマ型は向いている方向が同じなので、その点は容易であると思う。

この地縁型とテーマ型が交わることが必要であるが、地域には複雑な人間関係があり、教育やまちづくりなどの分野で地縁型とテーマ型の通訳ができるコーディネータが必要と思う。

最近、「お互い様やね」という言葉を使う機会が減ったと思うが、この「お互い様」というのが「気づき合い」ではないかと思う。昔のようなコミュニティを取り戻すことは難しいが、相互理解するためには課題を共有することが重要で、安全・安心は一つのキーワードになり、防犯・防災といったことを集中的にやるのも方法ではないかと思う。

人の特性には2つのパターンがあると思う。一つ「引っ張る人」で、もう1つは「引っ張られる人」で、それぞれの能力が楽しく発揮できる関係であれば良いが、この関係を上下関係と誤解される場合もあるのではないか。

ボランティアを養成するということであるが、ボランティはたくさんいると思う。情報手段の発達でバーチャルな繋がりはたくさんあっても、それは本当の人の繋がりではないと思う。

また、行政と各種団体との関係では、行政のことも分ってくれる通訳が必要と感じている。

54:12
 市・政策調整・
生涯学習推進グループ  
東氏


社会スポーツ振興Gのなかで、今回ボランティアを養成するにはどうしたらいいかだが、前回は司会をしていたので、皆さんの話を聞いただけだった。

いろいろ振り返りをした中で、やはり養成という言葉が上からだったような気がする。 これを突き詰めていくと地域づくりに繋がっていくのではないかと感じた。

そこに住んでいる人達の意識をどうやって変えるかが全てに繋がっていくのではなかろうか。

社会教育スポーツ振興グループとしてどのようなボランティアがどれくらい必要かを伝えることはできるが、行政グループを越え、今回集まったメンバーでボランティア活動の意識を共有することが重要だと思う。

意識共有の元、それぞれの団体がボランティア募集、講座の内容を考えれば、課題の解決ができるのではないか。

(各団体の講座に市の事業にボランティアとして参加する実践の場を作ることは可能ではないだろうか)。

58:43 

教育委員会・社会スポーツ振興グループ  田中氏
地域の人に、地域の課題に気づいてもらい、相互理解を促すためには、今回集まった皆さんと連携を取りながら作戦を考え、進めていくことが効果的であると思う。

単に広報やチラシなどに記事を掲載するだけでなく、例えば塾年大学やまちづくり大学などでボランティア講座のようなものを取り入れ、私たちのグループの事業こども広場などで実習するなどということもひとつの方法だと思っている。

縦割りではできなかったことだが、今回このように多方面から集まってともに勉強会をし、情報交換や課題解決に向けて話し合うことで、それを可能にしたい。 

★「ほしい人材が確保しにくい理由」については、事業内容を理解してもらえていないことが考えられる。

こども広場のボランティアスタッフについて言えば、子どもたちの見守りをお願いしている。特に資格なども必要ないし、一緒に走り回らないといけないわけでもない。誰でもできるような内容だが、教育委員会の事業だからか敷居が高いというイメージがあるようなことも聞く。

また現在ボランティアスタッフをしてくださっている方々には「自分の元気や喜びにもつながる」と言っていただいており、子どものためだけでなく自分自身の健康にもつながっていると思われるが、なかなか伝えることが難しい。 具体的な活動や自分にとってのメリットを知ってもらい、より効果的にPRできる機会を考え作っていきたい


1:02:04 
教育委員会・社会
スポーツ振興G
時枝氏

今回初めの参加で少し前回と違うことになるかもしれないが、公民館ということで、公民館のいろいろな事業に関わって活動してくれている方々は恵まれていると思う。 公民館は社会教育施設で、自分の趣味に合ったことなど、知ったことから、何かやってみようと思ってもらえることを仕掛けていく場所だなと実感する。 それがうまいこといっているかということになると、なかなか難しいこともある。今年の講座では、パソコン講座などでも、地域を知ることなど、ちょっと異なった目線で講座に参加してもらっている。、何かやってみようとのキッカケを見出す声かけをどんどんしていきたいと思う。 自分ごとをもうちょっと他に及ぼせるようにしたいとも思う。
1:02:16
   市立公民館    小松氏

日頃、ボランティアの方と関わる中で、よく耳にするのは「ボランティアの高齢化」という言葉である。

60歳以上のボランティアさんが「若い世代のボランティアがいない」とよく言われるが、私は、決して30代・40代の若い世代のボランティアが少ないとは感じない。

現に、普段の関わりの中で、30代・40代のボランティアさん、学生のボランティアさん、若い世代のボランティアさんが活躍されている。

だからこそ感じるのは、いかに自分が、若い世代のボランティアさんとシニアのボランティアさんをつなげられていないか、また、若い世代のボランティアさんと自分が関われていないかである。

1:09:45 
大阪狭山市
社会福祉協議会
村田氏

まず、社会福祉協議会は、地域福祉を推進するために組織された団体で有り、本来、地域(ボランティア)の課題やニーズを解決するために、社会資源を利用しコーディネートを行うのが仕事だと思っている

その中で最近よく”人が足りないからボランティアをお願いします”という依頼が来るが、この依頼にも違和感を感じることが多い

ボランティアは決して人手不足を補うものでは無く、あくまで自分の空いた時間に、自分の出来ること(したいこと)で社会や地域に貢献する活動だと思う。

従って、ボランティアは養成するものではなく、まず、”みんなが楽しく集える場”が土台としてあり、そこにコミュニティーが出来上がり、東理事がおっしゃったように”、お互い様精神”からボランティア活動に繋がるのが自然だと思いたい。

指定管理として管理経営している”老人福祉センター”でも、テーマを決めてボランティアを募集するのでは無く、”何かしたい”という皆さんに集まって頂き、その中で”何が出来るか”、”何が楽しいか”を考えていくところから初めて行きたいと思っている。

1:10:09 
大阪狭山市
社会福祉協議会
松井氏


ボランティアの現場で実際に活動しながら、会員の高齢化、会員数の減少という課題と向き合ってきているのだが、新しい仲間を増やそうってときに「ボランティア」という特別な言葉を使わずに、普通に友達の輪が広がっていくような流れにしたいな・・と感じている。

行政が求めるボランティアとは、やはり「安くて便利な人材」という匂いを感じてしまう。 私がボラ連に関わらせてもらいはじめた頃(25年前)には、「時間にゆとりのある人がするもの」みたいな見方をされいたのではなかろうか?

当初、えらいさんからの心ない言葉とかに、いやな思いをしたこともあるが、それでもずーっと「今、私らがこの人を支えていかやんな」と言うおばちゃんたちと一緒に活動してきている。

一方で真っ直ぐに「この活動してもらわれへんやろか?」・・・との声をかけてもらったから、ボランティア活動を続けているって人もいる。

私は、こどものころ公民館でいろんな活動をさせてもらった。 そのことが、そのまま、ボランティア活動に関わる自分の土台、つまり原点になっている。

そんな私が、今、こどもたちに「ボランティア活動の意味」を伝えるとき、「ボランティアって、人生を一本橋にたとえると、その橋の手すりみたいなもんやで」と言っている。

「手すりなしでも渡れるけど、ある方が安心ちゃう?」 だから、このまちにボランティアが何人必要ですか?っていう問いには、率直に言って、必要とか必要でないとかの問題でなく、「5万8千人が、ボランティア活動してもらえるる日常であってほしい」・・・これが、ボランティアの現場にいる立場からのの答えになるのではなかろうか。

1:18:21

  ボランティアグループ     連絡会   
井上氏


前回の先生の「気づき」に、「相互理解」の必要を述べた。「相互理解」とは、まず相手を理解する他者尊重のこと。様々な団体がこれまで汗をかいてきた活動を知り、その上で、今抱えている課題解決に対して自分がどのような役割を持てるのか?の「気づき」が欲しいなと思っている。

高度経済成長時代は組織論華やかな単組織所属(仕事を守っていかねばならず、家族や地域を見ることがしにくい)であった、しかもその状態はデフレ下でもさらに厳しくなっている。情理の精神バランスを保つためにも、「パラレル・キャリア」(家族や地域を見る、自己を磨く活動、NPO)を市職員にも提案していると申し上げた。 

先ほど、「なんでせにゃあかんねん?言われたことはするけど、責任はとれへん」と言われるとのことだったが、ボランティアであっても無責任はありえない。やらされている感と責任を追及することで、最終的に行政責任とするような間違った民主主義の方向になってしまったのではないか?そういう意味で長期の意識改革として
ボランティア育成と捉えるより、一人一人がイキイキと生きる、市民自治をキーワードにした方が胸にストンと落ちるのではないか?一人一人が自立し、協働することで、新たな創造を生みだす市民自治の方向で考えてみませんかと前回提案した。

団塊世代の退職と少子高齢社会から、高齢者のボランティア育成に注目が集まるが、団塊世代の退職者には@起業(CB)A有償・費用弁償B無償ボランティアなど多くのメニューがあってもよいのでは?現役活動者の生の声を活かすと(発表の場)説得力がある。

また先日高齢学者から、元気だから動くのではない、活動するから元気なのだ。健康寿命を延ばすにはオーバーローディング法(負荷をかける)=高齢者には、読み書き・体操・ボランティアを!と体験を聞いた。

現在は、66%が災害時には守って欲しいが、84%が挨拶程度の付き合いを望んでいるらしい。地縁組織の限界もあるが、安全・安心などは、地域の共通項として、きっちりやっていけばよいのかなと考える。その時にはボランティアという言葉でなくて、隣近所の助け合い・・自分にできることで相手を助ける方向で行った方がスムーズでなかろうかと思う。

そのような観点で、このまちの中だけでも意識改革をやってみたい。よくネットワークというが、これからは、「根っこワーク」が必要。どの団体でも組織の求心力維持のために必ず外側に膜を持つ。その膜を溶かす相互理解と絆は、もっと低いところにあってこそ、実際に繋がるものである。皆さんの団体同士でも、根っこの所での繋がりができればと思う。

「プラットホーム」だが、地域の人々をつなぐCoordinatorの必要性を強く感じている。団体活動の経験と人脈をもつ中立公正な判断のできる経験深い人が、各校区で動いて欲しいなと思っている。

もうひとつのプラットホームが、円卓であり市民活動支援センターである。ここに意識改革をもってもらいたい。

平成20年に支援センターが発行した「しみんのちから」白井代表と故林田副代表が私の提案に賛同し粉骨砕身の上、市内活動団体を網羅したものを作ってくれた。これは画期的なこと、使い方で市内の団体のつながりと相互交流を生む素になる。

池まつりへの参加団体の基準にもなる。文化団体も通常の発表会は文化活動だが、その発表が高齢者施設での活動や乳幼児への情操教育であれば、公益な活動・ボランティア活動となるのではないか?また、文化団体そのもの自体が個人間のコミュニケーションを育て、多くの生きがいとなれば市民の一人一人がイキイキと暮らす大きな要素を内包しているのではないか?

活動団体の情報を満載して、市内各所に配布し、ボロボロになるくらい使い込んでもらえるような冊子にして欲しい。


1:27:27

市議会議員
鳥山氏





会場会議室が小室であったため、
発言音声のこごもり反響で大部分の発言が聞き取り不可のため、
テープ再録による文字起しの作業に支障をきたしています。
従って、主催者側から参加者への要約コメントの提出依頼の予定です。

ご発言者の要約コメントを入手次第追記の予定です。




第1回学習会

2013年7月16日(火)
於: 市立公民会3F会議室

///////講師未見承//////
U Streamの画像音声は最後尾にてリンク

     本日の出席者   来場者数 15名
 ダイヤ高齢社会研究財団主任研究員 澤岡 詩野氏 
市・教育委員会社会教育グループ 2名
市立公民館 2名
市・生涯学習推進グループ  1名 
社会福祉協議会関連 1名
熟年いきいき事業実行委員会 1名
まちづくり研究会 1名
市会議員 1名
大阪狭山市民活動支援センター 4名

学習会プログラム

13:02 進行 オープニング   田中晶子氏  
13;03    学習会の主旨説明 市民活動支援センター  白井氏
13:10  講義のKeyテーマ   第三の居場所作り  スライド解説
14:05
14:35
出席者コメント   出席者自己紹介を兼ねた全員一言発言

★地域で活躍するボランティアを養成するための学習会主旨★


13:02
司会をさせていただく社会スポーツ振興グループの田中です。 時間がありませんので、早速今回の勉強会を主催していただく大阪狭山市市民活動支援センター所長の白井さまから本日の勉強会の趣旨説明をお願いします。




13:03
地域で活動するボランティアを養成するための勉強会としてお声をかけましたが、対象範囲が広く、一体いかなる形で進めるのだろうか・・とお思いで皆さん出席のことでしょう。

先ずは、レジメ裏面の記事でご紹介のとおり、今回開催する勉強会について、市内各種団体のとりまとめ役を願う関係者と、教育系でご熱心な市会議員の方にもお越しねがい、ご自身の日頃のご活動を通じた市民のボランティア活性化についてのご意見を、お聞かせいただき、これをもとに勉強し合って生きたいと考えている。

ご出席者をご紹介しましたが、それぞれの立場で、、ボランティアをこれから如何ように発掘・育成し、そして適材を適所に配置できているか?、「出きているようで出来ていない」とも言え、このことに焦点をあて、今後の市民団体活動の活性化支援のためのボランティアを発掘する仕組みをどのように創りあげていくべきかという悩みが共通であることを確認し合いたい。

その悩みを共有しながら、どうすれば新しくご登板願えるかを、改めて考える企画であり、今回の勉強会開催の目的である。

今日はまず、国や多くの地方行政などからの相談にも関わってご活躍中の三菱ダイヤ高齢社会研究所主任澤岡詩野先生をお招きした。

先生のご専門は、高齢者の居場所づくりだが、今日は高齢者だけでなく、広く地域で活躍する人材にも適用できる考え方のご講演を、冒頭お願いし、その後、ご出席の皆さんが所属する団体の人材発掘・養成に関する活動状況と、本日の企画に対するご感想などを伺ってまいりたいと思う。

この勉強会を次回につなぐための研究テーマを澤岡先生からもガイドしていただき、
@現在活躍中のボランティアの高齢化問題、
Aボランティア人材の絶対数の不足問題、
B地域活動のためのリーダーのなり手不足、
C若手ボランティア不足への対策、
D持続的、安定的な市民ボランティアの発掘・養成システムの欠落などへの対策が、この勉強会を通じて浮かび上がってくることを期待したい。





ミニ講演
地域の居場所
13:10

  広くボランティアというテーマでお話させていただくが、実際は、特に企業退職された方々が、如何にその地域で居心地のいい居場所をみつけるかなどをメインの研究として進めている。

皆様がこれから進めていく上でのキーワードとなる、意見交換に対する課題提起が出来たらと思っている。

実は、昨日こちらに来て始めて勉強会の趣旨をお聴きし、本日の具体的テーマを組み立てる急ごしらえだが、地域で活躍するボランティアを養成する勉強会〜地域での居場所づくり、〜を主体にお話させていただく。

  都市郊外といわれる地域で、その全体が高齢化している中で、一つの課題が、定時制市民といわれる夜しか居らず、日中は殆ど居なかった市民が、どんどん地域の中に入って来れられている。 

その方が24時間定住するその地域でどのように、自分の居場所を作っていくか、その居場所がどんな空間であればいいのか、あるいはどんな人間関係及び役割がその地域にあれば良いのか・・・を含めて、トータルに⇒居場所学として研究している。

つまりSuccess Agingと言われるが、どのような居場所があれば幸せかをテーマとする研究である。

米国の社会学者、Ray Oldenburg 氏による、第一の居場所⇒家、第二の居場所⇒学校・職場の重要性は、全ての国・都市で充分に認識され整備されているが、第三の居場所の必要性のあり方は、、国によって大きな差があると話されている。 

米国は、西欧の歴史ある都市と比較し、第三の居場所が劣っており、これがアメリカ都市の魅力の弱点であるのが課題と指摘している。 つまり、Third Placeといわれるものであり、第三の居場所とは、居心地が良い、新たな刺激を受ける、楽しい、やりがいがある、役立っている、仲間がいるなど、個々の価値観が最も反映される場である。

第一と第二の居場所は選択の余地がないが、第三の居場所は、友人とか、自分で価値観を見出し、自分で選び取った場所がそれではなかろうか。
  そこで居場所の移り変わりの概念だが、第一⇒家、第二⇒学校・職場が黄色で示されているのがそれ。

この狭山でもそうだが、
定年退職された方が第2の居場所にそのまま居座って気づくことは、奥様の濡れ落ち葉的存在。


 ここで第三の居場所を自分で気づき探し始めるのが、生涯学習や、地域活動、NPO活動などの切り口でも、自分達の過去の延長が受け入れらない現状に合い、6ヶ月で地域になじめない方は、基本的にあきらめてしまうケースが多い。
だから、退職後6ヶ月が一つの地域デビューの目安ではなかろうか。

ここでなぜ地域を意識しなければならないかの問いへの一つの答えがある。 人間の身体機能は残念ながら低下する。電車での移動も辛くなる。 その中で残るのが自転車・徒歩圏内の地域活動こそ、後期高齢者が、最後まで居場所でアクティブに楽しく過ごすには、いきなり地域で見つけるのはむりだから、前期高齢者のうちに、何ができるかを想定して、自分の住んでいるところに居場所をつくることが重要であるとお話している次第である。  

第三の居場所探しとして、その男女の差は、50代前半の女性が先で退職男性が遅れる社会的現象を踏まえ、50歳代〜前期高齢者の年代であろう。 

両性が地域に関わるその差は体力の違い。 油の乗り切った50歳代の女性と、65歳代の男性の居場所探しが、かなり億劫になことになるタイムラグもある。 女性にしても地域社会を考えないと、後期高齢者の列組になると、閉じこもりなど地域社会から埋没して閉じこもり・孤独死に繋がるケースも出てくるのは皆さんもご承知のとおり。(この説明再録省略)
 
 ここで、日本の高齢者の居場所では、人間関係の活動などどんなものが求められているかを調べると、三つ目のポイントである日本の高齢者のグループで、サークル活動とか自己の愉しみが多いなか、日本のシニアの他者への貢献意識という割合になるとここ十年で増加傾向にあるが、参加していない人も多く、おそらく皆さんも、そこに関する課題意識をもって取り組んでおられるかもしれない。

ここで国際比較をしてみると居場所の出番とは、楽しい居場所だけでなく、社会的な役割の出番という役割も高齢者に意識してもらわないといけない・・と言うスタンスでいろいろな調査が行われている。

実際に日本のシニアが、生き甲斐という言葉で言われているように、他者への貢献意識は、凄く高い。 世界的に見ても高いのだが、何か、やりたくないわけでもないが、実際には参加していない人が非常に多く、おそらく皆さんもそこにご関心を寄せ課題意識を持って取り組んで折られるのだろうと思う。、 
 
 
じゃあ、手短に居場所の分類⇒皆様方の取り組んでおられる対象、事業が、どの辺りにプロットされるかをざっくりと見ると、生涯学習とか、健康づくりとか、所謂自己管理型が多い。

地域の課題解決のために、子どもたちの科学教育のために何かビジネスを起こそうと言う、儲からないがトントンで何かできればいいよ/程度のものが、CB⇒コミュニティビジネスの範疇かな・・と言ったカテゴライズさせてもらっている。

ここからは、課題提起だけということで、杉並区と一緒に研究させてもらっているので、杉並区の事例と、神奈川県の事例を少しご紹介する。

杉並会館は、区からデイサービスや敬老会館の運営を受託しているNPO.

この方々がなぜデイサービスや敬老会館の運営を始めたかは、まずスタッフは男性。 企業退職をした男性達がとりあえず男の料理教室に集まった。その中から自主グループが立ち上がり勉強会を始めた。 自分達の終焉を考え、区内の施設を参観したことから気づきとなった。それが、男性もいけるデイサービス。 男性でも行ける敬老会館に手を出した。区もそれに乗り、生き甲斐の会というNPOの立ち上げとなった。 彼らが一番大事にしているのが、生き甲斐づくりの居場所。 福祉の分野だが、将来の自分の居場所づくりにも繋がっている。

もう一つの例は、荻窪家族プロジェクトの事例である。
学びと人間関係の集積から派生した地域拠点の住宅。 現在建築中。 省略

最後が神奈川のNPO神奈川子ども教室の例。こちらは企業のOBが大勢いる場所。 地域に関わるキッカケを学んだのがこの教室。

この人達が社会貢献をしたいと手をあげ、勉強会を通じて、神奈川の将来のノーベル賞を育てたいと、助成金をとって、自分の知識を活かし実験キットをつくり、学校へアプローチした。  ビジネスにはなりえていないが、持ち出しにはならない地元の子どもに目が行くようになった。

科学教育も学校で行われていないことにも気づき、企業のOB会から、地域のこどもへの取り組みとなった。 教室のレポートなどへの宣伝文を作って、企業からの助成金を受けたり上手な方々でる。 だが、子どもたちの笑顔、それが病みつきになってやめられないといっている。

第三の居場所づくりで、企業を退職された方のお話をするとき、まず日本なので遊び下手だが、365日遊ぶおとは、日本の企業人としてなかなか出来ない方が多いが、異業種の人と組んだ方が、地元なら過去を活かして長く続けられ、接触した子どもが東大に入ったなどの愉しみわくわくがl心地よい居場所なようである。

ここからが大切だが、そのような点に気づいていただければ、地域活動も楽しいく好奇心を刺激すると考えてもらい、地域の課題と困りごとを、自からの気づきを誘発することが、おそらく生涯学習の場などでどうやっていけばいいかが私の課題でもあり思っているところでもある。

あとは、ボランティアも無償である必要はなくて、特に企業退職された方が、よく仰るのは、有償であることは分かりやすい基準であり、地域の人たちから、ありがとうといわれるのも嬉しいが、そこに家に帰るくらいのちょっとした交通費程度が得られると、より頑張りやすく、地域で新たに働く場を作るのも、地域を支えるボランティアの仕組みとしての重要な視点ではないかと感じている。

あとは、段階段階で生きる当事者目線で働きかけるだけで、皆さんが仰ることは、町を作っているのだ、地域を作っているのだとの究極の目的を重層的にどうやって見せるかが課題ではなかろうか。

最後に、フィールドワークや検討会に出させていただいて、最近強く感じることが二つある。 

その一つは、これからの時代、市民が、支えなければ地域社会自体はもはや成立しない時代であること。 

二つ目は、どこも町でもそうだた、高齢者の元気な町は、子どもも元気。その逆もある。

この意識をシニアの方々にもってもらい、自分達がこの町でアクティブに楽しく生活していることが、こどもたちを元気にする一つの重要な何かである意識をもつことである。

この二つをいかにシニアの方々が、どう意識するかをもっていただくことが、今日のの勉強会のやらねばならないテーマの一つではなかろうかと感じている。  このような課題提供をさせていただき終わりとする。
14:05
 
各分野・出席者からの一言コメント    14:06


コメント音録未添付
 
教育委員会の社会教育スポーツ振興Gで、社会教育指導員をしている時枝です。

私たちのグループは、いろいろな事業において多くのボランティアにご協力をいただいている。 そのなかでも特に文科省の[放課後こどもプラン」として実施している「こども広場」と「元気っこクラブ」については、ボランティアの協力がなくては成り立たない事業である。

こども広場」は平成16年にスタートし、現在、毎週水曜日の放課後に4つの小学校を会場として実施している。 約200人の児童が参加し、50人の登録ボランティアに見守りスタッフとしてご協力いただいている。 

元気っこクラブ」はマニフェストをうけ、南第三小学校を会場として実施している放課後の事業で、こちらは遊びだけでなく学習やスポーツ、文化活動なども含んでいる。

活動日は周4日で、講師の他に13人のボランティアにご協力いただいている。 

「元気っこクラブ」については、現在1校のみだが、全小学校の7校で実施する予定であり、これから事業を拡げていくにあたり、現状のボランティアでは足らず、高齢化もしてくるという課題もかかえている。

なお、ボランティアのアンケートからは、「子どもたちから元気をもらえる」「子どもたちから声をかけてもらえるのがうれしい」等の声も聴いている。

子どもにとっても、教育委員会にとってもボランティアが必要であり、参加ボランティアの元気や生き甲斐にも繋がることになると思うので、この勉強会を通じ、皆さんと情報交換や意見を出し合い、共通n課題を解決していきたいと考えている。


コメント音録未添付

 


大阪狭山市市民活動支援センターの白井です。 今日の先生のお話をお聴きしたままにしておくと頭の中をすっと通り抜けてしまうので、後で先生にお願いしてPPのスライドをプリントし、この後の皆さんのご意見を要約記載して、次回に備えての資料として支援センターからお届けします。

支援センターとしては、多くのボランティアを発掘して、適材適所に供給する役割があり、そのための活動説明をするために「まちづくり大学」や「VIC活動」のパンフレットを先生のお目にかけたところ、”こればこれで凄い活動をしていると思わせるが・・・、それだけに留まった評価でしかないのではないか・・・折角くここまでやっているのだら、もっとこれを直接利用したい、参加したいと思わせるような仕掛けが欲しい”とのご指摘があった。 う〜ん痛いところを突かれたとの思いと、本勉強会の必要性を改めて感じた。

今日ご参加の皆さんのところでも、ボランティアの受給についていろいろと工夫しておられるが、工夫のままで留まっているとか、机上論的に考えた仕組みづくりで良しとしていないでしょうか? このことを反省し合ったり、改善するためのヒントを求めることが今回の勉強会の目的である。

ボランティアに参加したいという自発力を高めることが出来る仕組みづくりを、澤岡先生が提唱されている”地域での居場所づくり”をベースに、皆さまとご一緒に追求できたらと考えている。

      コメント音録未添付 
 


同じく市民活動支援センターの野並です。白井が「人づくり・人材づくり」を対象にした事業を展開しているのに対し、私の方は、その内容を市内活動団体に情報として発信する役目を担当している。

今先生のお話の中で、一番頭に残ったのは、気づきとその誘引ということであった。

今先生が引用された、杉並区や荻窪それに神奈川は、大都市の人数の多いところだが、ここは、5万8千人の潜在絶対数の少ないコンパクトな市である。 このようなコンパクトな場所で、いかに必要なボランティア人材に向けての、気づきと誘発・誘引を仕向けるかのヒントを先生からいただけたらありがたいと期待している。
 
コメント音録未添付
 


大阪狭山市ボランティアグループ連絡会会長の井上です。 25年間このVGに関与してきたが、年齢そのままグループ全体も加齢している。中には活動を停止したり、あるは個々の活動に特化するとして、グループから離脱したボランティア団体もある。 今一番気になっていることは、ボランティアの力が、あちこちで求めれる状況である。 

ボランティアと元来何かすることはないかとの自発的なもの⇒ボランティアしてもらえぬかとのお願い型が大きくなりすぎている現状が大きな引っ掛かりである。 

一例を示すと、25年前独居への配食サービスが始まった。 今や介護保険の流れのなかで、配食はなくなり、そのボランティアの居場所や人材育成が出来なくなった。 

そのような福祉型ボランティアは、頼まれ型から、自分達でなんとかせねばならないとの意識が芽生え始めたものの、また行政から、地域の子どもの見守りをお願いします等の流れになってきており、本来の自発的であるべきところが逆でないかと少々気になっている。

今ボランティアを求める場の方が大きく、本来型の自発的に何かをしたい・・との小さな逆の芽が気になる。 大きな求める場に人をあてがわねばならぬマッチングは、矛盾を感じさせるもので、ゼロからスタートする本来像をどう支え、気づきを与えるかを行政にも考えてもらいたい。 高齢型のボランティアと若い世代のCB型ボランティアのずれをどう融合させるか、その辺の情報交換もできたらいいなと思う。、
 
 
コメント音録未添付
   


政策調整室の東です。話の流れをお聴きして、これを仕事として考えるとしんどいことだなとの印象だった。 そこで、2〜3年先に定年を迎える自分に置き換えて感想を述べたい。 

居場所づくりの言葉は非常に大切なことだと感じる。結構プライドの高いシニアにとって邪魔をするのは現役時代の肩書きや仕事のやり方を地域のボランティアに持ち込もうとするとき、自分が浮いてしまうことに気づかないことが結構多いのではなかろうか。 高度成長期を支えてきた高齢者は、お金が沢山あるから、金で解決できると考える人も多いようだ。 

ところが年金もすくなくなる次世代が高齢者になると、考え方もちがってこないだろうか。 今の高齢者は少し横から見守って頂かないと、次世代の出番がなくなって育っていかない点も心配するところである。 次世代ボランティアは、年金も減るので、地域で小銭を稼げる場があれば一番いいとおもっている。
 
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公民館の石田です。

先生のお話を聞いて、まさに公民館で活躍されている方にとって、公民館は、第3の居場所になっていると感じた。

趣味を楽しんでおられるだけでなく、施設へ慰問演奏に行く、又、館の行事の中で物作りを指導してくださるなど、ボランティアを率先的にやっておられる方たちもいる。

自分の価値観が反映されることで、なおかつそれが誰かにとって役にたち、結果、社会貢献できるのであれば、その人たちの生き甲斐にもつながると思うので、これから、もっと社会貢献に資する方向の講座を設けるべきと感じた。

、 
  
コメント音録未添付
 


この4月から公民館でお世話になっている大木です。私は学校教育に長く携わってきて、この度は大阪狭山市の社会教育のお役に立てばと思っている。

こちらに来て多くの方が公民館に来館されいろいろなことを学んでおられることに驚いている。 だた気がかりは、サークルを牽引されてきた方の高齢化が進んでいることである。 自分も含めて多くの団塊世代が入ってくるなかで、高齢のリーダーさんと、どうつないでいくかが大事な課題であると感じている。

自分の村のお祭りで、高齢者に加えて若者世代が提灯づけなどで活躍しているが、縦の年齢構成が大事と思っている。
高齢者と青年部のつながりが大切。 公民館で学んで、人と人が触れ合う機会をつくり、そこから横につなげていく企画や仕掛けを考えるべきと思う。
 
 
コメント音録未添付
 


 熟年いきいき事業実行委員会の中谷です。  今回はお聴きするだけの立場で参加したが、熟年いきいき事業は、ここにおられる支援センターの白井・野並さんなどが設立された事業だが、内容的には、熟年大学を事業のメインとしている。それに加え、歴史文化、園芸、保健体育、情報交流、地域振興などの事業も併設している。 

この事業には、事業運営のボランティアとしての参加と、熟年大学各科やイベントへの社会参加の二面性がある。 実行委員のボランティアの方は熟年者だが、生徒になると、90歳のかたも生徒として参加している。 

要するにいきいき事業は、熟年者がボランティアとして、熟年者の社会参加のお手伝いをしている。まあ、老々介護みたいなものである。 

もうひとつの気づきは、ボランティアのメンバーの育成は大事だが、この小さな市では、かなりの多くの事業が重なっている。 できれば統合して力を合わせていくのも一つのボランティア不足を、補うのも一つのありうる形でなかろうか。当然参加者も複数主催団体からの取り合いの形が避けられるので、事業の整理や協力・共同も必要ではなかろうか。
 
コメント音録未添付


 



 まちづくり研究会の中西です。

まちづくり研究会は、すみやすい大阪狭山にすることを目的に5つの分科会に分かれて研究している市民団体である。

今、澤岡先生から第三の居場所作りについて伺ったが、実は私自身まだ第三の居場所をはっきり気づいていない。 これからこれを契機に自分自身の居場所づくりをしたいと思う。

私たちのまちづくり研究会は、まちづくり大学の卒業生を柱に構成されている。 現状、本大学卒業生延べ300名にのぼるが、残念ながら在籍するのは2割である。 この要因は、高齢のため、楽しくない、自分の好きな場所ではない等がある。 また研究会の目的等の魅力が伝えられていないことも要因にあると思う。

今研究会の大きな課題は、参加する人が減少傾向であること、分科会で取り組んでいる内容をいかに活性化させることなどがある。

今、多くのボランティア活動をされている人がいるが、すべての人がそこを第三の居場所と決めて活動されているわけでもないと推測する。 こうした機会を捉えて話ができる場所があればと感じる。

まだ多くの方が潜在的ボランティアとして存在していることは事実であり、今後、まちづくり研究会の思いを明確に伝え、共感する人との出会いの場を提供していくことが私たちのミッションであると感じている。

ここで行う勉強会が、魅力の場所である第三の居場所に繋がるヒントが得られることを期待している。

 
コメント音録未添付
 


社会福祉協議会の村田です。

僕は社会福祉協議という職場で、地域福祉に関わっている立場で、一個人としての思いは、社会福祉協議会としての仕事として悩みながらやっているところなので、こういった場で、一個人としての考えかたなのか、仕事としてかは別にして、議論を交わせるよう今後やって生きたいと思っている。 
 
コメント音録未添付

14:35
 







 
市会議員の鳥山と紹介されたが、一部議員として、また一部個人としての発言をするのでご了承願いたい。

まず議員としての発言だが、ボランティアを必要とするところが沢山あるとか、元気っこさやまでもVが必要である等々、またまちづくりの中でもVが必要である等のお話を頂いている。

ついては、議会の方で私が提唱しているのは、学校を開くことである。 それが、今回の教育振興基本計画として狭山市のビジョンを作って欲しい・・・・ということで教育振興基本計画の策定が今夏から始まる。 その具体的なものが、学校支援地域本部で、地域の人々が学校のなかに入っていく、先生と共にこどもを育てていくというものである。

まちづくりに関しては、校区にCoordinatorを設置して欲しいということで、これはまちづくり円卓会議との兼ね合いもあるが、校区に中立公平公正なCoordinatorが必要ではないかと提案しているところである。

これからは、私個人の発言だが、先ず今日は地域でのボランティアを養成するための勉強会。或いはボランティアを発掘し、まちづくりにはVが必要だという視点であるが、これは先般白井代表ともお話ししたが、なにか目線が上からではないかと私は感じている。

ボランティアとは、自発的・自主的にするものがボランティア・・、私がちが子どものころ、Vという意識で地域の方々が動いていたわけではなくて、井上氏からも話されたように、地域を自分達て作っていく隣近所的お互い性があったと思う。   それが最近ではボランティアという形で言葉が出てきただけで、 今そこへ戻す必要があるのではなかろうか。 ま、そういうことで円卓の条例化となった。 市民自治の考え方である。

私は、それぞれが自立し、皆がちからを併せて、自分達のまちをつくっていく市民自治という大枠のなかで、全ての世代が役割を持つことを、もう一度考えるときではなかろうかと申し上げた。 その時に、派生することが、澤岡先生の「気づきと誘発」というところに帰ってくるのだが、その一歩前に相互理解をしなければならないと思う。

相互理解とは、先生の一番下のフィールドワークのところに、市民がささえなければ地域社会は成立しない・・・多分今風に言えばこうなのうだろうが、⇒この大阪狭山はずっと皆が支えて成立してきたのである。 そして各種団体も新陳代謝をしてきたのである。 組織には新陳代謝があり、その組織が硬い考え方で自分達のものにする、会長が代わらない、下の意見が聞けないでは、30年周期(注:コンドラチェフの経済周期説と同議)といわれるように淘汰されていく・・・自分たちの活動はそれを評価してくれるから成り立つものであって、自分達がいるからその組織があるのでないとの相互理解と気づきを取り戻す必要があるのではと思っている。

社会福祉協議会の村田さんが隣に座っておられるが、彼らをはじめボランティアの活動は、住人の日常に寄り添う多様なボランティア活動と理解している。 しかし今75歳を超えられてきた方々がまだボランティアを続けていることに無理がなかろうかとも思っている。 その人達に、まず感謝を申し述べて、そこから、そこで足りないものをどう自分達がどう補っていくかの観点が必要だと思う。

先ほど先生も言われたノーベル賞育成の例ではないが、役割の点では、狭山にもいろいろボランティアがあって、先般の池祭りでも、「土木面白クラブ」のように、子ども達に土木を教えていこうとする団体もある。

そういう団体と子ども達をくっつけようとする活動や、福祉の団体と文化団体をくっつけた「博楽人」を見ていると、文化と福祉は結構親和性がいいみたいである。 このような役割をくっつけることが、これからボランティアセンターの方向性ではないかと考えている。

最後にもう一点、 パラレルキャリアという仕事をしながら、プラスアルファで、自分の何かをすることを職員にもさせてくださいと議会でも提案している。 今の高齢者はほんとうに厳しい高度成長の時代を、仕事一本でこなしてこられた。でもこれからの時代はそうではなく、自分の主たる仕事と、自分の中身を活かすものをもたないと、自分の中の平衡感覚を維持できない時代がくるのではなかろうか。 二つのキャリアを持つ動きを、みなさに仕向けてくださいとお話している。

今日お聴きしたお話を自分なりに解釈させて頂いたが違う点があればご容赦ねがいたい。

本日の講演及び参加者コメントを
U StreamでもネットFTPしています。


第三の居場所 U Stream


大阪狭山市市民活動支援センター
ボランティア・インフォメーション・コーナー(VIC)
072-3666-4664