平成18年度市民活動支援センタ-事業

おおさかさやま市民活動フェスタ2006
平成18年9月18日(祝)

第一部
市民協働フォーラム
1.
市民協働の進捗状況について

従来は行政側主導であって、市民主導の協働に関する会議は無かった。
平成17年度には、104の協働事業があった。



本日は、まず情報提供の4名の方々から
それぞれ市民協働を推進する立場で、
10分以内のご発言お願いした。

(ご発言の内容は簡略速報の試みであり、正確なご発言録は
別途Pdfにて紹介の予定)

市民公益活動促進委員会
今西幸蔵さん
市民協働・生涯学習推進グループ
高林正啓さん
狭山池祭り実行委員会
鳥山健さん
熟年いきいき事業実行委員会
林田碩而さん
市民活動のトップの方々の前で、明日への活動を再確認することが、今日のフォーラムの目的。 住民が新しい社会の担い手である市民協働のコンセプトは、大阪狭山市が日本で唯一の街。官民協働と公共サービスのシェアリングは、土光臨調のコンセプト。その三つのキーワードは、@自由、A多元的な価値、B連帯。 市民協働を進めていく市の意図を説明する。市は、市民との協働を進めるための基本方針をルール化した。そのガイドラインには、8項目がある。@自由性の尊重、A対等の関係、B多面性の尊重、自立化の原則D目的共有の原則E相互理解の原則F公開の原則G評価の原則であり、これにより行政との協働の選択を可能とならしめる。 狭山池まつり実行委員会の活動を説明。実行委員会の仕事は、狭山池を舞台とする二日間だけでなく、年間を通した、池のクリーンアクションや桜植の運動もある。
この池まつりを見て理解願いたいのは、団体と団体の協力もパワーを発揮するが、団体と業者、市民行動と行政の協力もパワーアップ。他の外郭団体からの補助金獲得サポートも支援センターの一翼ではないか。
熟年いきいき事業は、協働によって実現した分野。その発足から現在までの経緯を説明する。
熟いきは、行政からのニーズに市民が呼応して成立したもの。元気な高齢者の受け皿、仲間づくり、学習意欲の充足等である。 当面の課題は、リーダーシップのある人材の確保。仲間作りから今や社会参加の方向に視野を向けるべき。


2.市民協働推進の現状に対する疑問点・提案、評価など
市民にとって”市民協働の概念とは?”
(ご発言の内容は簡略しており、正確な発言録は

別途Pdfにて紹介の予定)

上記の発言を基に

NALC 
F氏

行政の丸投げが多い。協働とは対等の筈。行政と市民間の理念にはギャップがある。市民の言い分を聞いて欲しい。
南大阪サポートネット A氏 行政と市民の関係については、世の中の動きのスピードにに行政がついていけないのが実情。
そこで、市民が行政を変えるエネルギーが必要。
NALC 
S氏
市職員の意識改革⇒具体案が必要では・・・
邦楽  
T氏
今や活動団体の負担が多くなった。今後の金銭的負担はさらに増大するだろう。これにより、参加者減⇒盛り上がりの欠如となる。 水と緑のコンサートや、文化祭参加など、市の協力が必要。
運営委員
O氏
私は個人の資格でこの会議に参加。
社会の仕組みの中での個人。
先述の8項目への対応が必要では。
NT自治会
K氏
行政的な面での活動を、協働の概念でどのように反映させるかが問題。 共通の目的の明確化を進めて、大項目から中項目の仕分けが大切。
ふれあい
O氏
行政⇒市民双方への提言
南大阪サポートネット
A氏
行政の改革をどのように変えるか?そこが問題。
心まで下請けでよいのか?
行政はものを考えない。この部分を市民に丸投げしている。
従って市民も一緒になって政策形成の必要がある。
やることだけを協働しませんか・・・・の理屈は意味がない。
鳥瞰的視野で協働を見るべきではなかろうか。





二部
市民活動とことんディスカッション Part II
〜本当に市民活動は、まちを変えるのか〜

前回市民とことんディスカッションのPdf 記録

前回とことんディスカッションで掘り出した課題発言要約

南コミュニティクラブ  K氏
ふろむ狭山       O氏
都市間交流協会    S氏
サポートネット     M氏
狭山池祭り       T氏
国際理解研究所    M氏
ふれ愛狭山       O氏

      などの課題発言
          主な課題
人材、財政、NPO団体への信頼
人は集まるが、人出と人材は違う
国の施策に振舞わされることも課題
高齢者が若年者の職場を侵食していないか
行政を動かすことと市民を動かすことの真ん中、その棲み分けを捉えきれない。
行政と市民の一体化の必要性
NPOへの信頼と言うより、市民のNPOへの理解
市民活動⇒文化活動では活発だが、
      ⇒積極的集まりには腰砕け
      ⇒無関心層がおおい

前回洗い出した項目別課題のまとめ



今回参加者による新たな課題の洗い出し

前回に加えた13項目の課題に対し、
参加者がグループ単位で先ほどまとめた1〜13から課題を選び
それに対する検討課題として解決策が見つからないテーマも含む
グループ毎の発表。





1〜13項目にわたる問題点で各グループ毎の参加者が抱える係数分析



そして、春夏秋冬各グループの問題解決へのヒント発表
(番号はグループで取り上げた課題策)

グループ単位の課題・解決策発表
デスク




グループ単位の課題・解決策発表
デスク



グループ単位の課題・解決策発表
デスク



グループ単位の課題・解決策発表
デスク




市民活動支援センターとしては、
引き続き、団体個々の活動課題の解決協議の場づくりや、
協働分野への進出のきっかけづくりも含め、
地域の活動団体との定期的なコミュニケーションの場づくりへ
この会合を発展させていきたい。

本日のディスカッションの成果として、参加者には、まとめレポートを提供、
市民活動支援センターのNews Letter Expressや
ホームページへの掲載を予定します。


参加申込・お問合せ先

大阪狭山市市民活動支援センター
TEL/FAX  072-366-4664
〒589-0021
大阪狭山市狭山1-862-5